アンザッツ5ガムでの絶叫 吸気発声の重要性と仮声帯の抵抗の点理論

ガム(ノイズ)発声(仮声帯発声)は抵抗の点が鍛えられるので、声を安定させるのに重要なようです。
吸気発声は、声帯の機能回復の効果があるのと、呼気の際に呼気圧迫などで誤魔化していたレジスターバランスが誤魔化せなくなるので重要なようです。

この記事では、私が17歳の時に自宅で絶叫したアンザッツ5ガムの音源などをまじえて、気づいたことを書いていきます。

アンザッツ5ガムでの絶叫(三点へ)

17歳の時に一人暮らしをしていて、平日昼間に絶叫して録音した音源です。
当時流行っていた、MSNメッセンジャーというチャットソフトの音声メモという機能を使って、アルティーという人物に送りつけました。

音の高さは、日本式オクターブ表記では三点ヘ、国際式オクターブ表記ではF6、2chのカラオケ板などでよく使われるオクターブ表記ではhihiF。
どちらかというとアンザッツ4の傾向も強いかと。

今聴いてみると、もっと上まで出せるように聞こえます。
途中でアーアーとか言わずに、どれだけ長く出せるかもやればよかったと思います。
徐々に地声固着が激しくなり、伸展が弱くなった今では、この音源のような音圧では出せません。

ちなみにこの音源のような音圧でF6の高さを出せたのは、16歳の時に女声練習をして、伸展を十分に鍛えていたからだと思います。
私が16歳の時に出していた女声は、こちらの記事で聴けます。
髭林おなもみの一発ネタ 女声、楽器、弾き語り、その他

アンザッツ5ガム的な音源

すべて、極端に高い音源です。

00:14の絶叫、06:44からの子供の絶叫


4:32からの絶叫

おまけ。

ガム(ノイズ)発声とチャールズ・ランの仮声帯抵抗の点理論とは

声というのは高い声・強い声を出そうとするほど声門に圧がかかるようになっているようです。
声門に圧がかかりつづけると弾性(各懸垂のバランス)がくずれて、声が痩せたりします。

そこで、声門の上にある仮声帯という部分を、ガム(ノイズ)発声で鍛えて、仮声帯で圧を受けられるようにします。
そうすると声門への圧が緩和され、弾性を失わず強い声(ベルト)を出せるということだそうです。

高音を出したり声を張る時に、首に不必要な力を入れたり呼気圧迫したり内筋入れすぎる代わりに、仮声帯に圧を受けさせるのが合理的ということだと捉えています。

抵抗点(仮声帯)鍛えると、クリーントーンを出している時など、ガム(ノイズ)の音が聴覚上聴こえなくても仮声帯はしっかり働き、息の圧を受け止めているそうです。

それらをチャールズ・ランの仮声帯の抵抗の点の理論というそうで、実証はされていないそうですが、どう考えてもあると思います。

引き下げ系ガムと引き上げ系ガム

私の場合、呼気でも吸気でも、引き下げ系じゃないとガムが出しづらいという癖があります。
歌っている時に、声を安定させようとしたり張ろうとしたときに無意識に引き下げ系にいってしまうのも、おそらく引き下げ系のほうが抵抗点が強化されてるからだと思います。

高音になるにつれアンザッツ5に移行しようとしても、引き上げ系の抵抗点が弱いので声が乱れます。
引き上げ系のアンザッツでガムを出して、引き上げ系の抵抗点を鍛えれば解決すると思っています。

ガム(抵抗点)と吸気発声

吸気発声は、声帯を全体的に機能回復させる効果があるそうです。
なおかつ、呼気の際に呼気圧迫などで誤魔化していたバランスを誤魔化しきれなくなるので、呼気圧迫に頼らない声の出し方の参考にも使えるようです。

私は吸気の裏声は出ることには出るのですが、息の無駄遣いがひどいです。
おそらくそれは、吸気で地声系が出づらい(うまく閉鎖できない)のと、吸気の抵抗点が弱いのが原因だと思っています。
なので取り急ぎはガムのカタジャックをやろうかと。

あと、男性が中性的な声や女性的な声を出したい場合は引き上げと伸展だと思いますが、同時に引き上げと伸展でガムを出しまくって抵抗点を鍛えないと声がいつまでも不安定なままになる気がします。
ちなみに多くの女性は男性よりガムを出すのが得意なようで、引き上げ系でも引き下げ系でも、喉に負担の少ないガムを楽に出せる傾向があるようです。
(ガム発声には伸展・真後ろ・息漏れが重要だそうです。)

まとめ

クリーントーンでの練習と同時に、吸気発声とガム発声もやらないと成長速度がかなり遅くなります。
抵抗の点はかなり重要です。
私も、全部のアンザッツや口の形で吸気発声とガム発声をして、抵抗点を鍛えたり、呼気圧迫に頼らない出し方に慣れようと思います。

アンザッツについての参考文献はこちら。
ボーカリストのためのフースラーメソード驚異の声域拡大をもたらすアンザッツとは?[ 武田梵声 ]

最後まで読んでくれてありがとうございました。
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