中声の出し方(練習法) ひたすら伸展と閉鎖筋を鍛える 仮声帯で呼気圧迫を解消して外筋で喚声点を超える

中声の定義

注意点

舌を最大まで出しながら歌う

軽い中声を出すにはとにかく伸展閉鎖が重要になってくる。

中声は、初期段階では、アンザッツ1と5の間に発生しやすいらしい。

アンザッツ5は裏声系アンザッツの中でも閉鎖(閉鎖筋)が強いから地声っぽく聴こえる。
つまり中声の構成要素としてだいぶ重要。

で、アンザッツ1は地声系アンザッツの中で最も内筋が抜けており、アンザッツ5とは閉鎖筋同士だから、喚声点をスムーズにまたいでつながりやすい。

したがって、軽い中声を急ぐならとりあえず1と5を鍛えるといいように思う。

追記(2018年11月29日)
5でしっかり裏声を閉鎖するには6が重要です。
6つまり最大限の伸展が抜け落ちると5で閉鎖しようとしても内筋と混合します。
十分に伸展しないと閉鎖できないので。
実践する際は注意してください。

具体的にどういう練習をすればいいかというと、アンザッツ5の下降。
アンザッツ5を、閉鎖を保ったまま喚声点以下まで下げていく。

その際に、おそらく男性のほとんどは途中で閉鎖が保てず、意図せず内筋が入ってきて(=収縮してきて)、重くなり、喚声点で表返るはず。
それは5から1に繋がっていないということなので、喚声点や低音でも閉鎖を発動させ続けることが大事。

そのコツを掴むのに、『舌を最大まで口の外に出しながら』下降をしたり実際に歌うのが有効。
舌を出すと喉頭位置を高い状態で維持しやすく、出し続けてる限りは音程にかかわらず閉鎖を保ちやすい。
なので、音程が下がって喚声点をまたぐ時も、内筋が発動しづらい。

閉鎖はかなり重要だが、伸展が足りないと内筋を巻き込む。
つまり、喉絞め発声になりがちなので注意。
不格好すぎて実際の歌唱や、歌唱前の軽いトレーニングですら人前ではやりづらいが、かなり有効な方法だと思う。

舌出し発声で軽い中声の感覚がつかめたら、通常の状態でその感覚を呼び覚まして声を出していく。

ちなみに前に、
「フェフェフェ」
で歌うと中声のコツがつかめるというか、伸展+閉鎖の感覚が保てると書いたが、フェフェフェでは色々混合することがわかったので、舌出しのがおすすめ。

内筋入りすぎのアンザッツ1に注意

ただ、内筋入りすぎの1から呼気の勢いで喚声点を乗り越えて5にあげていくと、5の閉鎖じゃなくて内筋で収縮して地声っぽくしていくから軽くはならない。
収縮が強いとどうしても呼気圧迫なるし、なおかつ喉頭位置をあげようとすると喉絞めになって苦しい感じにはなる。

呼気圧迫+喉頭位置が高い=喉絞めになりやすい
ということだと思う。

なのであくまで、アンザッツ5から1に『下降』した声が重要ってことだと思う。
伸展が強く、つまり収縮(内筋)の発動をだいぶ抑えられているということ。

最終的には1から5に上昇した時にもスムーズに繋がる必要があるわけだが、とりあえず最初は5下降が重要かと。

全アンザッツが重要だが、音色としての中声のコツをまずつかみたいなら、5下降。
鋭さを保ったまま喚声点以下まで下げることで、軽い中声の感覚がつかめる。

そのために、舌を最大まで口の外に出して発声するのが有効、ということでした。

張れない中声

ベビーフェイス / スピッツ -2

裏声が強いのでテンション感が少ない。

個人的にはこの方向性の中声を将来的に使っていきたいけど、普段の自己イメージと解離しているのもあって恥ずかしい。

空も飛べるはず / スピッツ -1

発声も裏声の感覚なので楽だが、サビはつらい。
裏声に聴こえる部分もある。
(サビはぼろぼろすぎたのでカットした)

今の所、これらの声を出すには直前にアンザッツ5+仮声帯ノイズと中声+仮声帯ノイズを出さないとバランスが整わない。
なので、カラオケなどではほぼ使えない。
仮に使えても数曲歌うと混合する。

前の記事でも書いたが、この中声と張れるすっぽ抜けた中声をゆっくり強弱グラデーションしていくのは有効らしい。
どちらも張ったり張らなかったりできるようになるのか。

どちらにしても不完全な融合具合がひどいので、分離を徹底的にやらないとすぐに頭打ちになると思う。

張ることも張らないこともできる薄い地声

B3~G#4~F#3

強制的に呼気圧迫を解消する方法をやってたら出るようになってきた。
喋り声からいきなりは出ないが、口を手で塞いで呼気圧迫を解消して準備すれば割とすぐ出る。
あとは吸気と交互にやっていけば喉が無意識に感覚を覚える。

長年地声に裏声を足していくタイプの歌い方で、しんどいしピッチとりづらいしでいやだったが一応重要だったようだ。
地声を引っ張り上げる練習は必要。
それが吸気でもできるようになれば、張るのも張らないのもできる3bがさらに安定するかも。

あと俺は吸気地声が未だにちゃんと出ず、呼気との息の消費量が違いすぎる。
吸気地声がもっと出るようになったら、上記の3bにさらに内筋を入れて張れるできるようになりそう。

内筋がすっぽ抜けた薄い地声

俺は14歳からギターと弾き語りを始めて、これまでの10年間、自分なりに色々歌ってきた。

それもあって歌声は、ある程度中声的なものも出せるが、あまりにも不完全過ぎる。
以下のように、喉頭位置は中間くらいで、薄い地声っぽい感じで歌えるが、高音になるにつれどんどんキモい声になっていく。

金曜夜の葛藤 アルティーに送りつけた即興替え歌 ver. / 髭林おなもみBAND 原曲キー

すっぽ抜け

「あの頃のアルティーとの思い”出”~」
のところは確かA4だけど、個人的にはかなりききよくない声だ。

俺はとにかく昔から、男性ボーカルはもちろん女性ボーカルのアニソンなどを歌いたいと思っていたので、中間の音色を出すことを急いだ。
結果、こういった間抜けな中声が出来上がった。

まぁ、こういった間抜けな声、ひょうきんな声も、表現の一つとしてはありだと思うので、曲によってはこの声でも合う。

張れる中声と張れない中声

ちなみにこの中声は地声ベースの、張れる中声だと自分では思っている。
最近、アンザッツ5+仮声帯ノイズや中声+仮声帯ノイズをやりまくっていたら、裏声ベースの張れない中声が出た。

その声は普段の自己イメージと乖離しているので使いづらい。
中性的で、裏声を発声している感覚で楽なので好きなんだが。
でも張ることができず、G4くらいでかなり裏声に聴こえてしまう。

知り合い曰く、その張れない中声と、上述の張れる中声を強弱グラデーションしていくと、どちらも張ったり張らなかったりコントロールできるようになるらしい。
しかし、どちらにしても対比が薄いのでいずれ更に混合しそうだ。
3aが足りなすぎる。

とにかく俺は対比が薄い、不完全に融合したタイプの混合なので、徹底的に分離をやらないとききよい中声はいつまでも出せない気がする。

ミックスボイスのコツ

近代発声訓練のアイデンティティとも言える、
『ミックスボイスのコツ』

その中でも、
『声を響かせる』
『声を飛ばす』
『腹式呼吸』
『鼻腔共鳴』
等は論外だが、
『裏声にエッジボイスを混ぜる』
『ヘッドボイスを下降する』
の2つのアプローチはそこそこ正しい。

ややこしくなるので女性は度外視して、成人男性で、ある程度混合して喚声点喪失してて、いろんな喉頭位置の裏声・外筋・仮声帯が得意な男性はその2つの練習でサクッと軽い地声(いわゆるミックスボイス)が出せる可能性が高い。

裏声の操作性が低い多くの成人男性は、裏声を喚声点付近で出すのが特に苦手なはず。
それが得意な男性は、その喚声点付近の裏声にエッジボイス混ぜられれば、軽い地声になり、喚声点をまたげ、つまり広義のミックスボイスが出せるはず、ということ。
(チェストボイスとヘッドボイスをつなぐという意味で、これはミドルボイスと呼ぶのだったっけ。)

ただほとんどの男性は伸展が足りなかったり裏声の操作性がなさすぎてうまくいかず迷走すると思うが。

とりあえず、裏声を外筋で閉鎖し少し内筋を入れれば地声っぽく聴こえ、一応ミックスボイス(またはミドルボイス)となる、ということ。
某発声訓練で言うところの初期の3bと言える。

ヘッドボイス下降について。
喚声点よりだいぶ高い裏声を閉鎖筋またはエッジボイス(外筋)で閉じて僅かに内筋を入れれば、とりあえず地声っぽい裏声、つまりヘッドボイスが出せる。
(三声区のことはよくわからないが、広義のミックスボイスと呼んでもいいかもしれない。
内筋が入っていない、喉頭位置が最大まで高いヘッドボイスは、某発声訓練で言うところのアンザッツ5じゃないだろうか。)

上述のように、男性は低い音程や喚声点付近では閉鎖された裏声を出すのが難しく、高い音程では比較的出しやすいので、それを保ったまま下降することで低い音程でも裏声を閉鎖する感覚を覚えたり、裂け目を埋めていく練習になる。
簡単に言えばよくある裏声下降だ。
某発声訓練でいうところのアンザッツ5の下降。

だからいわゆる、
『ヘッドボイス(閉鎖された裏声(外筋によってか閉鎖筋によってかは不明))を下降する練習』
も理にはかなってる。

『裏声にエッジボイスを混ぜる』
『ヘッドボイスを下降する』
の2つのある程度の正しさを踏まえると、Youtubeボイトレにありがちな、
『ミックスボイスのコツ』
は、外喉頭筋群や内喉頭筋群の補足説明があればもっと有用なものになると思った。
あと仮声帯や吸気発声も。

俺はとにかく中声主義者、つまりミックスボイス主義者と言い換えてもいいので、どちらかというと近代発声訓練のほうが相性が良い。
まぁそれでも、『分離』が重要なのは間違いないので、近代発声訓練はやはり色々と足りなすぎるとは思う。

中声に偏って(混合して)端が弱くなり地声も裏声も喪失に向かっている例

久々にnanaに投稿して、その楽曲を17歳のときも歌っていて良い比較ができたので記事にします。

『明日に向かって~』がA#4。
上の音源クリーンで出したので、仮声帯ノイズやエッジボイスで誤魔化せずすっぽ抜けた。

旅の途中(サビ) / エレファントカシマシ 2018年現在

このサビ音源のように仮声帯ノイズを混ぜてみるとそこそこすっぽ抜けを誤魔化して出せる。
(上のnana音源にも重い成分を入れればすっぽ抜けなかったのかもしれないが、一発録りの最後で発動させる自在性はなかった。)

以下は、17歳の時の音源。
爆裂具合は17歳のときのほうがあるのだが、全体的な安定感(ひとつ下のフルバージョン参考)は今のほうがある。
全体的には17歳のときより劣化してる気がする。

旅の途中(サビ) / エレファントカシマシ 17歳の頃 半音下げ

クリーンの部分は体感的にも聴的にも17歳のときのが重い。
爆裂させた時は今のほうが重い。

今はクリーンの部分が軽いというかしょぼい。
中間よりになりすぎている。

中間への偏り=端の劣化・喪失

17歳の頃はたぶん地声と裏声が今より強くて、今より中間が弱い。
だから、クリーンの部分は今より重く、爆裂の部分は今より軽いという感じじゃないだろうか。

中間に偏ってきすぎて、端がどんどん弱くなって、つまり地声も裏声も昔より弱くなっている。
地声も裏声も喪失に向かっている。

端の弱い中間は弱い。

軽い声とか言ってる場合じゃなくて、早く分離して確立していかないと声がどんどんしょぼくなる。
裂け目が埋まるということなので、全体的な安定感は増すかも知れないが、声がしょぼいと意味がない。

これをなんとかするには、分離→確立して、改めて端を強化する、端を広げる必要がある。
声は重くなったりすると思うが、つまりしょぼくなくなるということなので絶対必要。

『内筋は危ない』
とか思ってたが、混合して中間に偏って、端が弱くなってくるほうがよっぽど危ない気がしてきた。

このところ、現在の俺の声と17歳の頃の俺の声をよく比較しているが、細かい分析は色々あるが、端的に言えば結局、
『声にチカラがなくなってきている』
という感じな気がする。

何度も書いているように、俺は17歳の頃の爆裂感に物凄く魅力を感じているので、また出せるようになりたい。
また出せるようになりたいと言うか、超えたい。

超えるには分離→確立以外方法はないので頑張る。

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以下の文章は現在編集中です

やっと中声でいつでも歌えるようになってきてやっと楽しくなってきた
スマホ動画で音声とれば楽だからこれからガンガンあげていきたい
nanaにはちゃんと録って投稿する

ありがちな声や、すでにいる誰かに酷似した声でいいから、軽く柔らかく歌うべき曲とか女性曲(アップテンポ、スロー問わず)を、楽に、安定して、ピッチよく、ノリノリで楽しく歌いたい

とりあえず今は、この声が安定したことが嬉しい

歌うときは感情込めるとかじゃなくて淡々とピッチ安定してロボットみたいに歌いたい。
中声でさえあればいい。
まさに1種(音程重視)3種(音色重視)9種的(こだわり)な発想。
2種(安定、アンドロイド)への憧れ。
3種は感情派だったので微妙

俺は喚声点誤魔化すのがうまいだけだな 中声でA4そこそこベルトできるようにならんと使い門にならん
呼気吸気たけし、吸気5仮声帯、タラちゃんの使える音程Expandせんなん

俺の中声がMtFっぽい自然さなのは、喚声点ぼやかしから始まってるからかも
アニメ声(高音)で、地声とつながらない(地声にひっくり返る)タイプではない
なんにしても『自然にベルトできる音域』をExpandしないといけない

俺がちょっと前に上げた奏、あの歌い方だと引き上げが強すぎてサビで間抜けになる。
引き上げはひゅっと音程上げられて軽く楽に歌えるけどその代わり間抜け。
しんのすけ(引き下げ)も働かないとだめ。
でもしんのすけはしんのすけでキモ成分だし、このバランスが難しい

エッジボイスは前筋弛緩→伸展が死ぬ
ホイッスルボイスは前筋も働く
音高が高くなるにつれ収縮抜け具合が変わる

仮声帯発声を続けることで仮声帯が肥大化する(良い意味)というのはあると思う
喋り声にも仮声帯ノイズ入りまくってる人は仮声帯がプリプリと肥大化してるのではないか

多分今後も、デスボイスに関する筋肉の探求とか、フォルマントとか周波数は勉強しない。自分自身が軽い声が出せるようになるための最低限の理論が知りたくてここまで探求してきたが最近一段落したし、周波数、デスボイスの筋肉、共鳴などはミクロ視点すぎるので気が向いたらという感じ

最低限の理論を集めて自分なりに整理するだけでもだいぶかかった。

上向いて吸気の5+仮声帯ノイズで限界最高音出すという伸展+閉鎖の筋トレをやり始めてから顕著に声変わってきたし、とりあえずこのまま筋トレ的発声訓練をしていけば中声はどんどん安定してくるはず

(主に男性で)内筋が強く伸展が弱いほど、巷の理論じゃうまくいかないように思う(感覚が鋭い人は例外)
その上でどうしても軽い声(または女声)出したいなら相当探求と筋トレする必要がある
内筋が強く伸展が弱くても、重い声目指すなら巷の理論でも結構何とかなりそうだが軽い声となると大分厳しい

伸展を鍛えるには結局、裏声最高音を伸ばすということに尽きる気がする。多少混合してていいから毎回限界超える気持ちで高い裏声を筋トレ的に出しまくる(吸気がお勧め)
A4安定させたいからといってA4付近ばっかり出すのは、その音域での融合練習や動きの練習にはなるが伸展の『筋トレ』としては弱い

ベルトじゃなく軽い声でA4安定させたい場合などは特に、裏声最高音は余裕でC6以上くらいを出せる必要があると感じる。
でも軽く漂う声を出したいという美観の人は、超高音を連発するような美観を持った曲(メタルとか)を歌うことがないだろうから、超高音を出す習慣がなくて、成長が遅くなる。

その他 髭林おなもみさんが髭林おなもみをリツイートしました
17歳の頃の俺がF6の絶叫できたのは、その前の年に女声練習しまくってたからというのもあるが、それより、週3くらいカラオケ行って男性ボーカルオク上で歌ったり意味もなくF5~C6付近の限界シャウトしまくってたからだと最近気づいた

吸気5+仮声帯ノイズで最高音やりまくったあと呼気の中声+仮声帯ノイズ試してみたらなんかめっちゃ安定した

中声を安定させたり張りまくったりするには、伸展を鍛えるのはもちろん、仮声帯を徹底的に鍛えて静的に強くしていく必要がある。中声でも、自由に張れず、漂うことしかできないタイプのもの(内筋の強さを誤魔化しているという印象が強いもの)は、ゆっくりな曲は歌えても早い曲は歌えない。

早い曲を歌って、ノッて暴れようとするとどうしても呼気圧が上がり、それによって内筋が入りすぎて中声が崩れるので、呼気圧を仮声帯に受け止めさせる必要がある。静的に内筋が強ければ強いほど、または、ハイテンションによる呼気圧が強いほど、それを上回るくらいに仮声帯を強くする必要がある。

初期の中声(喉頭高め)には仮声帯ノイズをかけることすら難しい。かけようとすると引き上げすぎるか引き下げすぎるか内筋入るか裏声気味になるか等になってしまい『中間』に純粋にかけられない。更に難しいのは高音(G4以上)で喉頭低くてパリパリの中声+仮声帯ノイズ。これができないと間抜けな声になる

中声の歌い方でずっと悩んでたけど、城之内の口の形だと仮声帯内転するのか安定してきた。喚声点は地声を薄く上げていって超えて、それ以降は早い段階で内筋の入った裏声に切り替えていかないといけないが、城之内の口の形はそれに移行しやすい感じ。裏声を下降して喚声点を押しつぶすあの感覚。

詳しく仕組みはわからんけど、地声を薄く引っ張り上げて喚声点を超えて、その状態に内筋入れて張るのと、内筋の入った裏声にさらに内筋入れて張るのは感覚が全く違う。前者はどこまでいっても地声、後者はどこまでいっても裏声という感覚がある。軽い中声で歌うには早い段階で後者に移行する必要がある

どこまでいってもは言いすぎた。自由度が上がれば楽に繋がりそう
城之内的な口の形はどちらかというと引き下げより引き上げの抵抗点が発動する感じなので、それに加えてオペラ的な、かなり引き下げた太い裏声が要るということ。城之内だけでは引き下げが弱いので間抜けになる。太い裏声がないとベルトもできない。
太い裏声など引き下げ系は滑舌も悪くなるし、アップテンポな曲が歌いづらい。こればっかりは鍛えていくしかない。。

鼻腔共鳴とか声道の大きさ(?)とか骨格とかの話もミクロな話で、ある程度地声・裏声・中声が自在になった上で超細かい音色とかニュアンスとか歌唱力を追求するときには必要な気はする。とにかく最初は地声と裏声のバランスをなんとかすることが重要かと。

最初から、地声と裏声のバランスを変えることを差し置いて、呼吸や姿勢が云々、声を飛ばす、鼻に響かせる、などのミクロなアプローチにいってしまう人(巷の発声訓練全般)は、自分の今の声(のバランス)に相当満足してる人な気がしてきた。

例えばMtFだったり女声を出したい人は、現状の声と理想の声がかけ離れすぎてるから、呼吸や姿勢や共鳴などミクロなアプローチをしてもどうにもならない、優先すべきはそういう処じゃないとわかる。そういう人は地声と裏声のバランスをなんとかするのが最優先なので、巷の発声訓練では対応できない。

巷の発声訓練も、現状の声にある程度満足してる人がミクロ的な指導を受けて声が少し変わって、それで生徒も指導者も満足、というなら何も問題ないな。別人レベルに声を変えるには足りないというだけで。
絵でもなんでもそうだが、他人がなんと言おうが本人が理想とする表現ができればそれで良いわけだし。及第点をどこに設定するかで全てが決まる。

平均的な男性の内筋の強さから、yasu、中川晃教、VIP店長のような中声が出せるようになった指導者がいたら教わりたい。ただ俺は1種体癖なので、その人が上下型以外が強い場合、感覚論で指導されることになって相性悪いと思うけど

俺はオーソドックスな地道な発声訓練が抜け落ちてる、指導者をつけたほうがいいと言われるけど、そのおかげで吸気仮声帯発声で最高音を出しまくるというAvant-gardeかつ超効く方法にたどり着けた。もし指導者をつけて思考停止してたらたどり着けなかった。指導者つけても思考停止しなければいい話だが

減指導者つけたいけど、好き嫌いが激しすぎて何事も指導者をつけるのをためらう。もしつけるなら自分とほぼ同じ体癖かつ遥かに先を行ってる人がいいけどそんな人はほぼいない。あとあんまり厳しいといやなので9種よりは10

上向き吸気フォールスコードより、上向き吸気3aで最高音狙うのが一番引き下げの筋トレになることがわかった。仮声帯ノイズを鳴らそうとすると原理的に必ず引き上げが働くから引き下げ鍛えるときはクリーンのほうが効率的。

内勤を持ち上げるやり方

ノイズがクリーンを包摂する
女性性が男性性を包摂する
仮声帯が声帯を包摂する
外筋が声帯を包摂する
内筋以外が包摂する
まんこがちんこを包摂する
その時が発生する

裏声も、裏声寄りの中声も、倍音構成が色々ありすぎて混乱・迷走しやすいし、歌い方を安定させるのが難しい。○○って歌手はミックスボイス?自分ミックスボイス出せてます?みたいな質問が溢れかえるのもそういうところにあるのかなと。

広義ではあらゆる声(純裏も1%でも内筋が働いてたら中声と言えるしつまりイデアの問題)が中声だが、俺は狭義だと、喚声点より上を地声っぽく出せたら中声かなと。ミックスドファルセットも狭義の中声。さらに狭義だと、喚声点より上を張ることも張らないこともできる地声で。。

拮抗

良い声にしても美声にしても結局の所拮抗量が重要

あまり伸展できない男性が、さらに内筋だけ鍛えて、今ある伸展の限界まで内筋を入れられるようにするのも、危険だが拮抗量は増えるから良い声にはなる。
逆に、かなり伸展してる女性でも、あまりにも収縮できない(内筋が弱い)と拮抗量は低く、良い声はもちろん美声にもなりづらい。

最も拮抗量が高いのは、めっちゃ伸展してる人がめっちゃ収縮させること(パヴァロッティとか)。

つまり、端と端の幅(伸展(裏声)と収縮(地声)の幅)が広く、なおかつその二つを拮抗させる力(中声)もあれば、良い声または美声になり『チカラ』のある声になるのかなと。

声を楽に出したいと思ったら、拮抗を放棄するのではなく、各筋肉の発動の努力性を下げる(そのために訓練する)。この違いが大きい。前者はどんどんキモ声になっていくし、声にチカラがなくなっていく。

キモ声を生む要因はなんなのか考えてきたが、結局のところ『拮抗の弱さ』ということな気がしてきた

男性の場合、主に前筋と外筋が内筋に打ち勝てるほど強くなった状態で声を張るとツヤとハリのある美声になるというか。
そこにさらに内筋入れて良い声的に張るしても、安全度は高め。

マリオ・デル=モナコはむき出しの内筋だったので危険。
ノイズが鳴っている声はむしろ安全。
仮声帯や外筋が内筋を制圧してくれているから。内筋(つまり収縮)は伸展を殺し、声帯を分厚くこすり合わせポリープ等の原因にもなる。
でも内筋は美声にも良い声にも必須、つまり拮抗の材料(端)として必須。

ただし、内筋以外(主に前筋と閉鎖筋と外筋)が内筋に打ち勝てるようにならないと拮抗は弱く、つまりチカラが弱く、危険度も高い。
すべての内筋は必要悪である。
真のクリーンはノイズの中に発生する。

すべての伸展は消耗品である。
すべての内筋は必要悪である。

喉を上げて声を出すと声枯れちゃいますからねみたいな情報が多いけど、引き下げてバリバリ地声出すほうがよっぽど危ない。引き上がってるほうが仮声帯と外筋つまり内筋を包み込むノイズ系が発動しやすく、内筋の入りすぎを緩和してくれて安全。
筋肉が働きづらく、マリオ・デル=モナコのように内筋がむき出しになり、良い声ではあるものの伸展がどんどん死んでいき声を失う。
デルモナコに限らず、『引き下げてバリバリ内筋入れて張っていく』タイプの歌手はみんな声を失っている傾向にある。

ん、福山芳樹さんが50歳過ぎてもほとんど声変わってないのは、声を張る時、喉頭上げてノイズ混じりに張るからかと。スティーブン・タイラーはめっちゃ内筋入れるけどやはり喉頭引き上げながら入れるから多少安全という印象。


はじめに以下の記事を読んでいただくことをおすすめします。

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このブログの記事は、一学習者・一素人の気付きとして書かれたものです。
特に発声訓練に関する記事の内容は、安易に実践すると危険な場合がありますので、自己責任でお願いします。

筆者である髭林おなもみや、記事内容について気になることがあったらお気軽にご連絡ください。
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『髭林おなもみのプロフィールと活動一覧 職業や経歴など』
を参照してくだ…

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