毒親から自立する方法 とにかく物理的距離をとる

俺は毒親持ちだ。

父親が重度の躁うつ病で一定のサイクルで暴れまくり、警察に捕まったり強制入院させられたり新聞に載ったりしていた。
その父親が嫌すぎて実家を出たかったんだが経済力がないせいで長い間出られなかった。

問題を解決しようともしない母親とも揉めまくり、10代半ばから20代前半にかけて消耗しまくった。

既存の枠組みから出る

今まで色々あったが、去年10月に実家を出て物理的に親との距離をとったおかげで全て好転した。

毒親と一つ屋根の下に住んで、何度話し合っても解決しない人は、早く物理的距離をとった方が良いと思う。

お互いが、
「こいつ親のくせに」
「こいつ子供のくせに」
という枠組みから抜け出せなくなって永遠に解決しない。

実家を出ることで枠組みの外に出て、そこから物を言うことで親の盲点も外れることが多いかと思う。
現状の慣れ親しんだ居心地の良い空間を出る、既存の系(枠組み)を出るとも言える。

親も一人の人間

おかげで俺は母親とは、処女膜がどうとか話せるくらいの関係になった。
もはやいい意味で親ではなく、親友みたいな関係だ。

父親は傍若無人の限りを尽くしてきたが、最近はアルツハイマーになってきて尿とかダダ漏れらしい。
70歳を過ぎた今でもまだ我を張り続け、周りを振り回し、何も反省していないらしい。

物理的距離をとると、親というより、どこかの迷惑なおっさんという認識になるので、気を揉むことがなくなる。

物理的距離をとって、親の悪い影響を遠ざけると、冷静になれる。
結局は親も、親である以前に一人の未熟な人間だったんだということに気づく。

心の何処かで、親を重要な存在だと思っているから、その未熟な人間に対して執着してしまう。
未熟な人間なんて、本来無視しておけばいいのに。

親を親じゃなく、冷静に一人の人間として見られるようになったら、精神的自立はできたようなものだと思う。

ただ、前に会った女性は、親元を離れているのにまだ親のことでひどく気を揉んでいた。
物理的に離れてもなお親のことが気になる場合は、子ども自身の未熟さなんじゃないかと思う。

親がどうであれ自立しないといけない

良い親だったら、ちゃんと子供が18~24歳で精神的・経済的自立ができるように育ててくれる。
もし子供が自立できないならそれは親の責任である。

親の義務は、子供の存在を認めていくこと、そして、自分の力で生きていけるように育てることなので、子供が大人になっても一人で生きていけない場合は、親の責任だ。

しかし悪い親(毒親)を持っても、結局子供はいずれは自立しなければいけない。
親はいつまでも生きていないし、自立せずに親を責め続けても、問題は解決しない。

どれだけ親が人間的に未熟で、自立できるように育ててくれなくても、その問題を解決するのは子ども自身しかいない。
残酷だと思うが、他人がなにをしてこようと、自分の人生の責任は100%自分で取らなければならない。

毒親問題は、親側が100%悪い。
だが、自分の今の境遇を親のせいにするのも自分の選択、しないのも自分の選択である。
過去に親にされたことを引きずり続け、現状にとどまるのも、前を向いて問題解決を目指すのも自分の選択。

俺も長い間前者だったが、その事に気づいてからは、自分で問題を解決しようと思えるようになった。

まとめ

俺はもう実の親に対して悪い感情はない。
だが、毒親という存在そのものに対する怒りは消えない。

俺の周りにも現在進行系で毒親と戦っている人が何人かいるが、話を聞くだけで激昂しそうになる。

世の中には本当に毒親が多すぎる。
つまり未熟な人間が多すぎる。

そういう人間が形だけ親になって、何の罪もない子供が耐え難い苦しみを受けるのが本当に許せない。
どうすれば毒親を減らせるか考えたい。

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