「怒らない」選択法、「怒る」技術 著者:苫米地英人 書評、レビュー(感想)

映画感想に続いて今回から書評もやっていきます。

一冊目は、図書館で借りた『「怒らない」選択法、「怒る」技術 著者:苫米地英人』。
たまたま図書館にあり、なおかつ実家にいる母親が最近、隣人のキチガイババアに植木を荒らされるという嫌がらせを受けていて復讐したらしく、それに関して怒りや復習の学びを深めたいので借りた。

結論から言うと、苫米地氏の本だけにやはり良い内容でした。

個人的な評価は★★★★☆

俺の怒り方はほとんど正解だった

この本にはタイトルの通り「怒らない」選択法と「怒る」技術が書いてある。

正しく怒ることは必要だが、世の中の人が抱くほとんどの怒りは、この本の定義上、怒る必要さえもないもの。
予想外の出来事でなければまず怒る必要はない、というのはこれからも意識したい。

仕事での怒りについては、ビジネスは契約だし、プライベートと混合して怒りだすこともまずナンセンスとのこと。
大体の人が、飲み会がどうとかで仕事とプライベートとかなり混合していると思う。
仕事仲間の失敗は責任や損失補填をさせればいいだけであって、感情的にキレたりする必要はない。

怒る技術に関しては、とにかくIQを上げて、冷静に、丁寧な言葉で、自分の損になることはしないように、とのこと。

俺は正直、「怒らない」選択法にしても「怒る」技術にしても、今までほとんどこの本の通りにできてきた気がする。

例えばだいぶ前、バイト中にごみ処理業者に生ゴミ袋を服につけられ、ついたんですけどと言ったら知らんぷりされカーっと来たことがある。
だがその場で短気にブチぎれたり喧嘩したりはせず、すぐさまトラックに書いてあった会社の電話番号を控え、家に帰ってから電話した。
すると翌日俺に生ゴミ水をつけた男が上司とともに現れ、洗濯代と菓子箱を渡してくれた。
たぶん怒り方としてはかなり正解に近いと思う。

怒り方も結局ゴール設定の問題なんだろう。
正しい怒りが湧いてきたら、その場の短期的即物的な感情にとらわれず、まず冷静になってIQを上げる。
そんで冷静に、相手に正しく責任を取らせる方法を思考して(ゴールを設定し)、実行するだけ。

だいたい
「なんじゃボケェ!!!!!」
と、怒鳴り散らしたり殴りかかるタイプの感情的な怒りは論外すぎてこの本では書かれていなかった。

頭が真っ白になって後先考えずそういう怒り方をする人はほんとに感情的でIQが低いんだろう。
俺は今までの人生で一度たりとも怒りで頭が真っ白になったことがない。

実家で親父にブチギレて壁を殴って血まみれになったときも、怒鳴ったり暴れたりはしているものの頭の中は超冷静だった。
ひとしきり物にあたった後は即座に自室に戻って、数秒前のことを引きずることなくお絵かきをしていた。
まぁものに当たるのもよくないが、感情をエンタメとして楽しめたと思うので、納得している。

苫米地さん自身も自分が怒ったエピソードを2個上げていたが、どちらも超冷静に、声を荒げることもなく、相手に正しく責任を取らせた話だった。
どう考えても苫米地さんが感情的に怒ることはなさそう。
全く想像できない。

そのうちの1個は他の本でも書かれていたが、裏切られ、会社を乗っ取られかけたのを、3年かけて完璧に復讐したというもの。
3年という長期的なスパンの中、途中で諦めたりせずに成し遂げたのがすごい。

ゴール設定にしても怒りにしても、短期的で即物的なのはだめだと実感する。
遠い未来のことを想定してそのために今すべきことができるのが高いIQ、前頭前野なんだなと。

最後の方の政治の話は、この本を買った、怒りに興味のある人に、普段は興味のない政治の話を織り交ぜてスコトーマを外そうというものだと思う。
正直俺もなかなか政治の知識は興味が出ず、頭に入らないので、さっと読んだ。

本の締めくくりは、
「丁寧な言葉を使いましょう」
だった。

怒る時は、相手を不必要に逆上させる言葉を使わず、論理的に、丁寧な言葉で対応するのがベストなんだな。

中島義道氏と苫米地英人氏の怒る技術

俺が10代のルサンチマン全盛の時に好きだった、中島義道という人も『怒る技術』という本を出している。
苫米地英人氏と中島義道氏、この二人の著書をどちらも読んでいる人なら、二人の対照的さがわかると思う。

中島さんの『怒る技術』という本は読んでいないが、ざっと見た感じ、やはり感情的に怒ることは論外という感じらしい。
税金を払っているのに、街には納税者にとっておかしなルールがある、ということに怒ったりとかか。
その話は今回の苫米地さんの本でも書かれていたし、やはり頭の良い人はそういった事に冷静に怒り、感情的に声を荒げて怒ることはないんだろう。

いずれ中島さんの方の『怒る技術』も読んでみたい。

まとめ

ちなみに今回はじめて図書館というものを利用したが便利。
無料で本を借りれるのがこんなに捗るとは。

Kindle Unlimitedと図書館を利用して、これからも読書しまくっていきたいです。

今回紹介した本の購入はこちら↓
「怒らない」選択法、「怒る」技術 /東邦出版/苫米地英人 (単行本)

怒る技術 / 中島 義道 / PHP研究所 [単行本]

今まで読んだ本の一覧はこちら。
読んだ本

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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