思考停止という病 著者:苫米地英人 書評、レビュー(感想)

図書館にあったので借りて読んだ。
思考停止という病というタイトルだが、中盤以降はそこまで思考停止について触れられてはおらず、締めくくりは、お金(ファイナンス活動)と仕事(機能の提供)を分けろ、という話だった。

全体的な内容は、ゴール設定、グレインサイズ、スコトーマなど、他の本に書いてあることとほとんど同じ。
序盤は思考停止のことや、人間の進化についての話だが、かなり難しく感じた。
冒頭より中盤のほうが大事なのに、ここまで難しい前提があると途中で挫折しそうで、人には勧めづらい一冊だと感じた。

知識がなければ何も始まらない

この本で最も多く主張されていたのは、とにかく知識を吸収しろということ。
知識がないと認識も生まれず、騙されやすくなり、スコトーマだらけになる。
そのためには読書をしろ、とのこと。

これはほんとに毎日痛感する。
自分自身のスコトーマもそうだが、人になにか詳しいことを話す時、その人に知識がないせいで認識さえもされないということが多い。
例えばコーチング理論やフースラーボイトレさえも、どれだけ丁寧に教えても、右から左ということが多い。
知り合い曰く、説明するこちらに対して、その人が自分の実体験と照らし合わせた反応を返してこない限り、認識さえもできてない可能性が高いとのこと。

本の読み方やトゥールミンロジック

あとこの本には読書の仕方(作者になりきって読む、同時に読む)などが書かれてあった。
他の著書にも同時読みなどの方法が載せられていたが、正直実践できそうな気がしない。

映像(アニメ)の同時見なら実際にやっている人がいたが、感想をきいても、キャラの名前さえ覚えていないようだった。
実際に日常的に、まともに同時読書をやっている人の話が聞いてみたい……

あとは、話し方入門や書き方入門にも出てきた、トゥールミンロジック。
かなり重要っぽいけどなかなか体感的に覚えられなかったけど、さすがにその2つの本と合わせて3回も別の説明を読んだわけなので、覚えてきた。
実際にディベートをするかはともかく、普段の思考からトゥールミンロジックを意識するといいようだ。

まとめ

この本の締めくくりは、個人的にはかなり響いた。
苫米地氏の他のお金本にも書かれていたがどうだったかは忘れたが、お金をゴールにしている時点でどこかしら必ず洗脳されているとのこと。
お金は最低限稼ぎ、支出より収入が上回るようにさえしていればいい、それよりも自分の好きなことをして生きることに力を入れるべきと書いてある。
そして、自分の価値は自分で決めろ、自分の価値を資本主義のレールに乗せるなと書いてあってかっこよすぎる。
この締めくくりはタイトルと関係ないと書いたが、もしかすると、お金が大事という思考停止をやめろということなのかもしれない。

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思考停止という病 [ 苫米地英人 ]

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