ベルティングの魅力と危険性

俺は基本的に、十分な伸展がない状態での張り上げが好きではない。

裏声の弱い男子のカラオケでの汚らしい絶叫とかも聴きたくない。
なのでそれもあって男友達ができづらい。

張り上げ

伸展が弱い状態でベルティングすると閉鎖筋で十分に閉鎖できず内筋を巻き込み呼気圧迫になる

裏声(伸展)が弱いのに声を張っている、張り上げ好き男性に危なさやしんどさを感じるのは、

十分に伸展していないから閉鎖筋でしっかり閉鎖できない

でも取り急ぎ力強く叫びたい

内筋を入れて声帯を緊張・収縮させ、その副効果で閉鎖してる

内筋と閉鎖筋

内筋は声帯を収縮・緊張させて分厚く(重く)する効果が主であり、閉鎖としての役割は、真ん中を閉じる程度。
内筋を発動させようとすると、どうしても呼気の量や勢いに頼ることになる。

だから、伸展が弱い多くの張り上げ好き男性には呼気圧迫が多い。

ちなみにアンザッツ3がaとbにわかれている理由は、内筋がフルに働くか繊細に働くかの違い。
前者はある程度すぐできると思うけど、後者はまず閉鎖筋と内筋を分離して、閉鎖筋による閉鎖ができる必要あるんじゃないかと。
ある程度伸展が強くないとしないとそれはできない。

ちなみにアンザッツ5に内筋を巻き込むのも、伸展が十分でないからという理由。

魅力を感じる例

わずかに例外はあって、初期のエレカシの伸展の弱い張り上げは最高。
ファーストやエレファントカシマシ2、生活あたりの血管切れるほどの絶叫はすばらしい。

伸展の弱い張り上げ特有の危うさというか、喉が崩壊に向かうのを顧みない感じは魅力がある。
十分に伸展してる状態では得られない厚みもある気がする。

ただそれは少なくとも一部の才能ある人だけの話で、カラオケの一般男子の張り上げは汚らしくて危なっかしいだけなのでやっぱ不愉快。

そういうこともあって今のエレカシより、伸展が弱い頃の初期~中期までのエレカシこそ評価されるべきだといつも思う。
歌はもちろん、楽曲、詞、精神性が極まっている。


エレファント カシマシ 5

中間と端

完全に個人的な考えだけど、なんというか声にしても精神にしても、中声が出始めると、極端な偏りができづらくなってしまう気がする。
伸展が弱い状態の、危険を顧みないほどの強烈な偏りというのは、中声を出すときのような、中立的精神があると生まれづらいのではないだろうか。
(不完全な中声だからかもしれないが。
本当にバランスの自由自在な中声なら違うんだろう。)

他に伸展が十分でない張り上げと言えばマリオ・デル・モナコとか。
伸展が弱いと、早い段階で声がでなくなる危険性がある。
奥田民生さんもそれっぽいけど、今も声は出ている。

ちょっとそこらへんよくわかりませんが、少なくとも俺が思ったのは、伸展の弱い張り上げは大体ききよくないということ。
一部の才能あるプロの場合は、素晴らしい場合があるけど、やはり危険は危険、でもその危険さえも魅力になることがある、ということでした。

追記

動的に伸展強めな声(裏声感)で歌えてる人と、動的に閉鎖とか内筋(地声感)強めで歌えている人だと、実は後者のほうが静的に伸展が強いということがよくあると最近気づいた 十分に伸展してないと閉鎖できないというのもあるし

裏声っぽくしか歌えない、閉鎖できない、っていう人はそもそもちゃんと伸展できてない

ちょっとこれは断言しすぎた 閉鎖単体の練習が足りてない可能性もあるし

男性ジェンダー観の声は歌唱に向いていない

男性ジェンダー観の声は地声(内筋)が強い。
伸展が弱いせいで音程が不安定で高音発声にも向いてない。
(音程を取るのは主に輪状甲状筋という裏声(伸展)の筋肉なので。)

軽い声と伸展

地声っぽいまま楽に高音域を出そうと思うと、早い段階でアンザッツ5に移行する必要がある。
けど収縮が強いままだとなかなかうまくいかない。
そのせいで、地声はくそだ、とか極端なことを思い始めた。
(実際は地声も裏声もどちらも重要なので真に受けないでください。)

仮声帯発声

そんで、女性ジェンダー観の声は裏声(伸展)が強い。
アニメ声とかもアンザッツ5(伸展+閉鎖)が強い。

女性は伸展が強い、つまり輪状甲状筋が働いてるから音程が正確な人が多い。
伸展が強いと仮声帯ノイズが出しやすいはずので、女性は仮声帯ノイズが出しやすい人が多い。

プロだけど、VTuberの輝夜月とかキズナアイのパリパリの仮声帯ノイズはすばらしいと思う。
その二人にしても女性声優にしても、人格の振れ幅も広いし、当然それによって声の振れ幅も広い。

まとめ

とにかく、歌う事においては明らかに収縮より伸展のが重要。
この事に気づいてからさらに女は神、男は糞だという考えが強まった。

女性は感情的と言うが、それも変性意識っていう点で明らかに男より優れてると思う。
人格の振れ幅の話もそうだが、すぐ感情的になる女性は、まぁ問題も多いだろうけど羨ましい。

かっこつけてるのか恥ずかしがりなのか、感情の振れ幅の小さい、寡黙な人間(特に男に多すぎ)ほどつまらないものはない。

追記:
この記事はあまりにも、某発声訓練の大原則である分離を軽んじすぎていました。
あと張り上げに重きを置いている人にも不愉快な思いをさせたことと思います。
一つの偏りとして捉えてください。


はじめに以下の記事を読んでいただくことをおすすめします。

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