声の機能と仏教の類似点 裏声は空観 地声は仮観 中声は中観と縁起 我は弱めず同じくらい梵を強めてバランスをとる

最近いい加減、自分の地声(我、アートマン、地声、別化性能)の下品なほどの強さに辟易していた。
だが、それらは弱めるんじゃなくて同じくらい梵(ブラフマン、裏声、類化性能)を強めればいいと言われて納得した。

地声(我)がめちゃくちゃ強いというのはアドバンテージだ。
偏って固着しているからまずいんであって、強いということ自体は素晴らしい。
だから同じくらい裏声(梵、ブラフマン)を強めてバランスをとるのが重要。

地声を裏声に合わせて弱めてしまうことでバランスをとるのはよくない。
全体的な声量も落ちる。
だから、自我が強すぎるから弱めなきゃというのは間違い。

強い地声に合わせて裏声も強くすることが重要。
弱い方に合わせてはいけないということ。

そして、梵我(中声)もあればいい。
地声と裏声が同じくらい強くても、中声が弱くて全然繋がらないケースもある

強い地声、強い裏声とその間の無限のグラデーション(強い中間や弱い中間など)を行き来できるようになってこそ真に中声、中観なんだろう。

なんか地声・裏声と我・梵や仮観・空観を同じものと捉えて語りすぎた。

仮観より空観を優先的に鍛える

枠組も、広いものを狭くした時にエネルギーが発生する。
情報の位置エネルギー。

なのでまず空観から鍛え、空観に仮観を足すようにしたほうが効率的か。
声も、まず裏声を鍛えてから地声を足すようにしたほうが呼気圧迫等しづらくて効率的か。

空観が無い状態での仮観は危険。
裏声が弱い、伸展が弱い状態での地声(張り上げ)は危険。
pixivに投稿した髭林ダイナマイトデスクの画像を見てもらうとわかるが、ここ最近の俺はあまりにも仮観固着、アートマン固着、別化性能固着だ。
声においては、裏声を優先したいと思えているのに。

生き方においても、もっと空観を優先的に鍛えようと思う。
一つの極地として捉えれば有用だと思うが、あまりにも固着がひどすぎる。

地声は固着しやすい、仮観は固着しやすい、別化性能は固着しやすい、アートマンは固着しやすいってことかもしれない。

中声は中観だとか縁起だとか すべての声は中声

中声とは、地声裏声中間の声のこと。

空観とか仮観とか中観っていうのは仏教用語。

空観と仮観、裏声と地声

というのは、簡単に言うと、この世のすべての事象は
「あるといえばある」
「ないといえばない」
という状態のこと。

なので、すべての枠組みの最上位が「空」

空観は、すべての事象も存在も幻想だと知ること、という感じだったと思う。

これはシュレディンガーの猫とか二重スリット実験とか、量子力学でも説明がついていて面白い。

仮観は、空観を体得した上で、すべて幻想だけど、とりあえずの役割を持たせていこうというもの。

空観と仮観、どちらかだけしかなくても危険で、どちらも体得してバランスをとる必要がある。
これは裏声や地声に置き換えても同じこと。

空観と仮観のバランスを取って、極端な空観から極端な仮観までのあらゆるバランスを自由に行き来できる状態が中観。
地声から裏声までのあらゆるバランスを自在に行き来出るのが中声。

だとするなら、やっぱり中声は中観と言えるんじゃないだろうか。

空観と仮観の無限の行き来の中で中観が生まれる

空観、仮観、中観という仏教の考え方は自己啓発でも下品なほど重要。
それを某発声訓練のアンザッツにも適用させて考えてみると面白いとおもう。
俺の場合知識が浅いんで、適用というより混合かもしれないが。

とりあえず中声はそれくらい深いものらしいなので、世間一般で言うミックスボイスと同じものとするには無理があるというのもわかる。

すべての声は中声

ちなみに、某発声訓練では、混合している、融合しているとよく言うけど、100%完全な融合、100%完全な混合は無いと思う。
完全無欠な各アンザッツというのは現実世界にはなく、概念の世界だけにある。
イデア論。

すべての声は融合(混合)だとすると、そもそもすべての声は中声ということにも、定義上なるとかならないとか。
まぁまだよくわからんけど、奥が深いだなと思います。

まとめ

各アンザッツが真釣り合わさって中声が浮かび上がってくる。
中声は各声の裂け目を埋める。
という性質もあるので、中声は縁起とも言える気がする。

声は裏声(伸展)から地声(収縮)に移行した時エネルギーが発生する

物理空間では位置が高→低となったときにエネルギーが発生する。
情報空間では枠組みが広→狭となったときにエネルギー発生する。

声も裏声(伸展)→地声(収縮)となったときにエネルギーが発生すると思う。
裏声は枠組みが広く、地声は枠組みが狭いということである。

エネルギーと労力

全部、逆もできるけどすごい労力がいる。
地声に裏声足して歌うのは疲れるし、ひっくり返る危険が高い。

だから静的にアンザッツ6とホイッスルボイスが重要なのかなと。

男性→女性(MtF)が見た目や声のパス度上げるのが難しくて、女性→男性(FtM)は見た目や声のパス度上げるのがそこまで難しくないことにも通じる気がする。

裏声系中声

裏声系の中声が、漂う感じで楽に歌えるのもそういうことじゃないかと。
裏声系の中声はざっくりいうと、声帯が十分に伸展した状態に(閉鎖を経て)収縮(とおそらく少しの開大)を足していく。
枠組みが広いところ(裏声)から始まっているので、下げるのは労力がかからず、エネルギーだけ発生する。

ただ、高いところから始まるのはいいが、ちゃんと地声に枠組みを狭めていかないとエネルギーが少なすぎる。
そうなると張れない、ベルティングができないということになる。

まとめ

繰り返すが、枠組みは広いところから狭いところに下げるほどエネルギーが発生する。

なので、女性並に裏声が自由で、つまり伸展が利いていて、なおかつオッサン並に地声(収縮)も強い人が、ベルティングをしたら、とんでもないエネルギーが発生するんじゃないだろうか。

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