女声の出し方 訓練法(練習法) 声帯の筋肉で解説

男性が女性らしい声で歌ったり喋ったりするにはどうすればいいのか。
声の低い女性が、もっと女性らしい声で歌ったり喋ったりするにはどうすればいいのか。

そのために必要な、いわゆる女声の出し方や訓練法を、フースラメソードという発声訓練に登場するアンザッツという言葉や、喉頭懸垂機構(外喉頭筋群)を用いて、現時点でわかっていることを説明します。

結論から言うと、女声を出すのに必要な、鍛えるべき喉の筋肉は前筋(輪状甲状筋)閉鎖筋群(間筋、側筋)です。

後下と後上と前上が重要

前筋が最も強く働くのは後下(輪状咽頭筋)が強く発動した時で、アンザッツでいうと6、6ガム、そしてフラジオレット。

とにかく前筋を働かせ声帯を伸展し、薄く薄くしていく。
女性の声というのはとにかく声帯を薄く使っている。

純粋なフラジオレットを出し、下降していくとセグメントがあるが、そこでブレイクせずに下げられるとかなり薄くて軽い裏声になるが、それが女性的な声には重要。
つまり、女性の喋り声くらいの高さの裏声でも、静的にフラジオレットを発動させ、とにかく薄く軽くしていくということ。

さらにアンザッツ6とフラジオレットとそれらが繋がった声を出せば、さらに後下の伸展が鍛えられる。
そのためには結局ソプラノ歌手のマネしまくってればいいんじゃないかと。

他に後下を鍛える方法は6ガム。

2:383:18の6ガムすごい

しっかり伸展させた後は、閉鎖筋群(間筋、側筋)でしっかり閉鎖しないといけない。
しっかり伸展させないとちゃんと閉鎖できないが、伸展出来ているから必ず閉鎖できるとは限らない。
裏声的なパス度の低いスカスカの女声はたぶんそれ。
(そういう人はフラジオレットも弱いはず。)

ちなみに俺の女声は以下。
今は出せないし、この記事に書いてあることを実践して出したものじゃないので注意。

がアぁ

なんだ!

コンバンハ

前上と後上

閉鎖筋群が最も働くのは、前上(甲状舌骨筋)が発動した時で、アンザッツで言うと5番、次に1番(多分)。

ただし、前上で閉鎖させる前には、後上(茎突咽頭筋、口蓋喉頭筋)でも伸展・開大できる必要がある。
後上での伸展・開大を強くするには、アンザッツ4ガムと5ガム。

アンザッツ5ガムの良いサンプルは、『ボーカリストのためのフースラーメソード』の付属CDのトラック86 アンザッツ5ガム(女性)。
【ダウンロード】ボーカリストのためのフースラーメソード 付属CD

または、ポケモンのニャース(犬山イヌコさん)の声真似。
男性で、ニャースの声真似がそっくりに、なおかつ楽に出せれば、相当上後が鍛えられていると判断していいと思う。

ちなみにニャースのマネも、フラジオレットを発動させるのが似させるコツだと思う。

追記:しっかり閉鎖する訓練には、吸気で地声を出すのもいいです。
吸気のアンザッツ1をおすすめします。

結局は中間の声

加えて、低音ではほんのわずかに前下(胸骨甲状筋)を発動させて内筋を入れれば、女性の地声っぽく聴こえるはず。
後下と後上でしっかり伸展・開大し、前上(甲状舌骨筋)を発動させ閉鎖筋群(間筋、側筋)を発動させられていても、内筋は入れるのが苦手という女性は多い。
女性的するには、ほんの僅かに入れるのがポイント。

内筋がわずかに入ったアンザッツ5番というのは、定義の上では、初期段階の中間の声と言える。
男性が自由に自然な女声でしゃべるには、結局中間の声を出せるようになるということになってくる。

それを鍛えるにはタハリールという民謡?がおすすめ。
重音のところは無視して、アホみたいな声になってるところが重要。
うまく出来ない場合は、ベロを出してやってみると、前上(甲状舌骨筋)が発動しやすいかも

ほとんどの女性は前下つまり内筋がほとんど発動していない。
つまり、ドスのきいた低い声が出せない。

逆にほとんどの男性は前下つまり内筋が発動しまくっている。
女声を出したい男性は、前下の発動を押さえるべくコントロールできるようになる必要はある。

あと、女性的な抑揚や節回しは、女性を真似したり、自分が思う理想の女性のイメージを練り上げていくしかないと思う。

まとめ

俺の場合、俺の出したい声(女性的な中間の声)から見て、後下と後上が足りないことが改めてわかった。

前下は男だから元々そこそこ強い。
だが、女性的な中間の声においては前下を少しだけ発動させる必要があるので、前下強弱を練習する必要あり。

女性的な中間の声(や女声)を出すには、とにかく下後を鍛えて徹底的に伸展と開大させまくるのが大前提。
その後、呼気に頼らずしっかりと閉鎖し、内筋を少しだけ入れる。

身体のストレッチと同じで、声帯もほっといたら内筋で収縮していき、地声に固着していく一方。
伸展は意図的に鍛えていかないといけないので、女性が男声を出すより、男性が女声出すほうがむずかしいと感じます。

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