声について人と会話する時は言葉の定義やイメージの食い違いに注意

Youtubeで近代的発声訓練法の指導者などを見ていると、声に関する、自分独自のわけのわからない用語を作り出して使っているのをよく見かける。
たぶん発声訓練の歴史というのは、そういったわけのわからない独自の用語の氾濫によってめちゃくちゃに混乱してきたものだと思う。

言葉の定義の違いによる勘違い

俺も最近、人と、声や声に関する筋肉や意識・感覚の話をする際の、言葉の定義の違いによる勘違いが発生しすぎて怖くなってきた。
言葉の定義が相違してるのに、ずっと共通してるかのような状態さえあってやばすぎる。

俺が今、声の話をしている人たちの中で共通しているのは
「呼吸法、共鳴、声を当てる方向、などはどうでもいい。混乱を生むし無駄だから語らない。」
という認識くらいだ。

だが、その枠組みの中でさえ、言葉の定義、言葉によって喚起される声のイメージの相違がある。

人それぞれ、言葉が持つイメージや実際に出る声のイメージが微妙に違う場合があり、その微妙な違いが積み重なるとわけがわからなくなる。

だから、声について、言葉を使って人とやり取りする際は、とにかく言葉の定義を厳密に厳密にしていく必要がある。
勘違いを生むような表現は避けるべき。

意味不明な言葉やハイコンテクストな使わない

確信しているのは、誤解・食い違いを生みやすすぎるという意味で、これまでもこれからも、
チェストボイス、ミドルボイス、ヘッドボイス、ミックスボイス
という言葉は一切使わないこと。
人によって定義があまりにも曖昧で、いちいち定義し直すのも面倒だ。

それらはSLSなどの近代的発声訓練法の用語だが、その他の発声訓練の独自の用語なども使わないに越したことはない。

やはり最も誤解を生みづらい表現は、
『(筋肉名)の発動』
だと思う。

内喉頭筋群の筋肉名の場合もあるし、外喉頭筋群の筋肉名の場合もある。

よくわからない言葉

静的、潜在的という言葉もよくわからない。

「すべての人間はあらゆる声を”潜在的”に持っているが、時間をかけないと曲がりなりにも発動できない。」
そういう意味では、潜在的は潜在的でも、潜在度が深すぎるものがある。

その事と、
「今少し発動している」
または、
「すぐに発動させられるけど発動させてないだけ」
ということも同じ”潜在的”という言葉を使うからわけがわからなくなる。

深さが色々ある。

あとは、内喉頭筋群にしても外喉頭筋にしても、
『強い(強く発動している)』
とか
『弱い(弱く発動している)』
とよく言う。

それは、その人個人の別の筋肉名と比較してなのか、別の誰かと比較してなのか、多くの人と比較してなのかで意味が変わってくる。

よく意味がわからない時はちゃんと確認するか、そもそもそういった言葉を使うのをやめること。

まとめ

以上です。

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