魚釣りやめた つまらない 時間の無駄 疲れる 悪趣味

一昨年(2015年)の暮れに魚釣りというものをはじめて、道具もある程度揃えて、仕掛けも作ったりして、今まで何十回か釣行してきた。
だが色々思うところがあり、今年の6月の最後の釣行を持って魚釣りをやめた。

理由は、タイトルに書いてあるようなこと。
以下に詳しく書いていく。

魚釣りはつまらないし時間の無駄 疲れる

俺はルアーはやらず、サビキや太刀魚釣りばかりやっていた。

確かにシーズンや時合を狙えば魚は釣れた。
だが、大物は釣れないので引きなどは楽しめず、太刀魚に関してはぼーっと待つ時間がやたら長かった。

ロッドやリールや仕掛け、アミエビなど、重たい荷物を持ってバスに乗って、そこから徒歩で釣り場にいって、さらに、釣れるまで待たなければならない。
それが本当につまらないし疲れる。

他に釣り人がいる時はよく話したりしていたのだが、基本は1人なので待ち時間に会話もできず、手が汚れるので本を読んだりすることもできない。
何というか時間がどんどん無駄になっていく感じがした。

サビキがつまらないのは、小魚ばかりで大きな魚とのファイトがないからだと思う。
だが、大きい魚を釣ろうと思うと結局ルアーを使うことになる。

ルアーなら重たいアミエビも必要なく手軽に行けるが、エサ釣りと違い、待つ代わりにひたすらしゃくりあげないといけないらしく、何が楽しいのか全くわからない。
疲れるだけだと思う。
なので結局ルアーは始めなかった。

楽しさと時間と労力が見合っていない 人と一緒に楽しみにくい

確かにさくさく釣れるときや、サビキでもたまにボラあたりがかかったらファイト自体は楽しめるが、そんなことはめったにない。
結局一人で重たい荷物を持って、汚い思いをして、待ち時間でつまらない思いをして、結局全く釣れないか、買った方が安いアジや鯖などが釣れるだけだ。

そして帰ってから捌いたり料理をするのもとてもめんどくさい。
あまりにも時間と労力に対して楽しさが少ないんじゃないかと思う。

そして釣りは、人と一緒に楽しむということが基本的にやりづらい。

家庭用ゲームやオンラインゲームなら、家でできて、他のプレイヤーと楽しむことができるが、釣りは基本的に一人で魚と格闘することばかりだ。

毎回一緒に釣行できる釣り仲間などがいたら、もう少し違っていたと思うが、俺の年齢でそんな暇人は少ないので難しい。

待ち時間がつまらない、小魚しか釣れないのがつまらない、というのを解決するには、釣れる海に行くことだと思う。
しかし、俺の家の近くには釣れる海というのはない。

なかったらある程度遠くの釣れる海にいけばいいのだが、そうするには足(移動手段、金)が必要だ。
船に乗ると釣れると言うが、その場合もやはり、毎回船に乗れるだけのお金が必要ということになってくる。

釣りは金をかけてもかけなくても人によって自由がきくが、俺が釣りを楽しむにはそうやって釣れる海に行く必要があるので、だいぶお金をかけないとダメなようだ。

魚釣りは悪趣味 殺生 大きな魚を〆る時の罪悪感

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ここからは魚釣りという趣味に関して、俺が個人的に、
「悪趣味だな」
と思った部分を書いていく。

別に趣味なんて自分が楽しいと思えることをやれば何でも良いと思うが、俺は魚釣りを悪趣味に感じたので書かずにはいられない。

まず魚釣りという趣味は殺生であることには違いない。
これは鳥撃ちや狩猟などにも言えることだが、趣味で動物の命を奪うというのはどう考えても悪趣味だ。

俺の個人的な気持ちだが、小魚はまだしも大きな魚を〆る(殺す)ときというのは、本当に直感的に罪悪感があり、どうしても嫌な気持ちになる。
アジや小さい魚などは、野締めや氷締めで〆られるので、そこまで罪の意識はないのだが、前にサワラやボラを〆た時、脊髄を切る瞬間に思いっきりビクッとなるのが、まさに命を奪っている感じがして、どうしても不快だった。

大物を何匹も釣っている人は、全く何の抵抗もなく魚を殺せるのだろうが、俺は抵抗がある。
趣味でやっていることでストレスを溜めて消耗するのは本当に馬鹿馬鹿しいと思う。

あまりこういうことを言うと、
「また動物愛護か、普段牛肉とか豚肉食ってるくせに」
「じゃあ植物は殺していいのか」
「石や土を食え」
という意見が飛び出すと思うが、これはどうしても直感的に思ってしまうことなので仕方がない。

「小魚を殺すのは気にならないのか」
「小魚と大きな魚の命の価値は違うのか」
と論理的に追求されても、とにかく直感的に小魚より大きな魚のほうが殺す時に嫌な感じがするんだから仕方がない。
直感でそう思ってしまうことなのでどうすることもできない。

「じゃあお前は一生魚食うなよ」
とも言われそうだが、俺が言いたいのは、わざわざ自らの手で魚を殺すという行為を選ばなくていい、ということ。

スーパーなどで魚を買って食うことは続けるが、魚釣りという趣味をやって、魚を殺すという行為をすることをわざわざ選び取りたくない。

生き物の命を奪うことも楽しめるか バス釣りは殺して捨てるだけ

魚がかかるのを待って、かかったら魚とファイトして、うまく釣り上げられたら、たしかに面白い。
特に、ファイト時の緊張感やおもしろさというのは格別なものがある。

そして家に帰って捌いて食べたら美味しい。

しかし、その中で避けられない、命を奪うという行為だけは、どうしても楽しいとは思えない。

もし魚を殺す過程も楽しいと思える人がいるとしたらかなり悪趣味だと思う。

俺は海釣りなので釣った魚はすべて食べていた。
調べたら、川釣りでバス等を釣っても基本的にまずくて食えないので、リリースするか殺すしか無いらしい。

殺したあとはそのままゴミ箱に捨てるんだろうか。
仮に食べたとしても、上述のように命を奪うという工程がある時点で悪趣味だと思うが、殺して捨てるだけとなると目も当てられない。

別に人が勝手に楽しんでいることだから文句も言うつもりはないが、なにが楽しいのかわからない。

魚釣りで人に勝とうとする奴 優越感を得ようとする奴

魚釣りをやっていて、釣り場でいろんな人間を見てきて思うが、魚釣りをやっているやつは、やたらと人に勝ちたがるやつ、優越感を得たがる奴が多い。

「俺の釣り方はお前らとは違う」
「お前らより釣れる」
と、劣等感故に人に勝ちたくて仕方がないのか、一人で必死になっている。

麻雀や対戦ゲームというジャンルで人に勝って優越しようとしているガチ勢などと同様、魚釣りというジャンルで人に勝って優越しようとしている。

さっき言った、命を奪うという行為があるだけに、対戦ゲームで人に勝とうとするやつよりも気持ち悪いと思う。

「俺のほうが多く釣ったからお前らに勝った」
「お前らに優越できる」
というのはつまり、
「俺のほうが多く魚を殺した」
ということじゃないのか。

ゲームで人に優越したい、魚釣りで人に優越したい、お絵描きで人に優越したい、音楽で人に優越したい、政治的知識で人に優越したい、など、どんな戦場を選んで劣等感のはけ口にするかはその人の自由だが、魚釣りという殺生で人に優越しようとしているやつはその中でも特に見ていられない。

釣り道具で人に優越しようとする奴

釣り場に行くと本当に色々な人がいる。

あまり治安の良くない釣り場に行った時は、どれだけ釣ったかどころか
『釣り道具で人に優越しようとする奴』
さえ居た。
バンドマンや軽音楽部にいるような『機材自慢野郎』とほとんど同じ性質の人間だ。

「お前600円のプロマリンのリールつこてんのか」
「リールは1万超えじゃないとつかい物にならんぞ」
とか言っていた。

それに触発されて俺もSHIMANOの3,000円のリールを買ってみたものの、実際プロマリンの600円のもののほうがよっぽど使いやすかった。
結局は自己満足の問題であり、魚を釣るときの使い勝手もさほど変わらない。

これは、
「ギターの音はメイプル指板やローズ指板で変わる、ボディ材で変わる」
というオカルトじみた話にとても似ている。

今思うと、サビキ用に磯竿、タチウオ用に投げ竿、根魚用にテトラ竿、とわざわざ竿を別々に買ったのも馬鹿らしく感じる。
釣れるシーズン、時間、もしくは釣れる海なら、一本の万能ざおと3~4号糸のリールですべてまかなえるんじゃないだろうか。

釣り道具でも楽器でも、やたらと
「いいものを買え」
という人間は、その道具の価格で人に勝ちたい、優越したい人間か、高い道具を売りたい業者側の人間であることが多い。
振り回されず、こちらはちゃんと自分の頭で考えてから買うべきだ。

劣等感の強い男が釣りにのめりこんでいた

本当に趣味なんて人それぞれなので、一日中天井のシミを数えることが趣味でも何の問題もない。
俺がここまで魚釣りに関して露悪した記事を書いているのは、魚釣りで無駄な時間と金と使った自分への後悔から来るものだと思う。

そしてもう一つは、『ヤーイヤイ』というリアルの知り合いが釣りを始めて、どっぷりとのめり込んでいることを知ったのも大きい。

ヤーイヤイはとにかく人に勝ちたくて仕方がない、優越感を得たくて仕方がないという劣等感が強すぎる人間なので、魚釣りにのめり込んでいることを知って合点がいった。

人に優越したいがために魚釣りにのめり込む、人に優越したいがためになにかにのめり込む。

思えば俺は、なににのめり込んでいるにしても、
「人に優越したいがためにそれをやる」
という動機の人間が嫌いな気がする。

中でも魚釣りや対戦ゲームには、そういう人種がいる割合が多いので、俺はやらないでおこうと思う。

釣りが楽しめる条件

俺はこの記事で、
「魚釣りという趣味は、誰がやってもつまらない、ただの悪趣味だ」
と言いたいわけではない。
条件が揃っている人にとったら面白いと思う。

下記に条件をまとめます。

  • 近くによく釣れる海がある
  • 仮に釣れる海が遠くても、そこに行く足(金)がある
  • もしくは船などにも乗れる金がある
  • 一緒に釣りをできる人がいる
  • 帰ってきてから一緒に魚をさばいたり、食べてくれる人がいる
  • 魚を〆ることに抵抗感がない

全部とは言わずとも、これらの条件がある程度揃えば釣りは楽しいと思う。
俺の場合はある程度どころか、上記の条件全てが満たされていないので、楽しめないのは当然だった。

釣りには合計3~4万かけた気がするが、まぁここまで経験できたのも実践してみたおかげなので無駄ではなかったと思う。
今後はもう釣りをすることは無いと思うので釣り道具を誰かにあげたいくらいだ。

結局は俺が一人で釣りをやっていることが悪いのだろう。
やはり一人で準備して移動して魚を待って釣って殺して捌いて食って、とやっても虚しさしかない。

しかも周りにはどれだけ釣れたかやどんな釣り道具を使っているかで優越感を得ようとする人間もいるし、まさに、
『魚釣りで消耗』
してしまう。

家族連れで魚釣りをしている人たちなんかを見てると正しく楽しんでるなと思う。
子供に生き物の命について教えられるし、待ち時間に雑談もできるし、魚がかかったときのファイトも盛り上がるし、釣れたあとさばいたり食べたりを皆でできる。

当然、家族で釣りをやっている人たちはやはり他人に優越しようという感じもない。
家族がいる時点で十分人に優越できるので、魚釣りで優越するために必死こく必要もないのだろう。

魚釣りは子供がいる家族にとってうってつけの趣味だと思う。
なので必然的に、子供がいる家族と真逆の存在である『独り者』には魚釣りという趣味は相性が悪い。

まとめ

結局以上のような理由で、俺には魚釣りは合わないことがわかったので、相変わらずブログ更新やお絵描きをやって人生を楽しんでいこうと思う。

余談だが、俺の両親とかなり仲が悪い親戚(父の兄)は、テレビに出るくらいの魚釣りのプロだ。

俺は両親に小さい頃から、
「魚釣りなんか悪趣味の極みやぞ」
と言われていたので、20歳になるまで魚釣りをやったことなかった。

やった事もないのに俺にそんなこと言い聞かせる両親に納得がいかず、一通りやってみたが、結果ほんとに悪趣味だと思えてワロタ。

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コメント

  1. 元三文アングラー より:

    釣りをおやめになったとのこと、正解です。ロクに釣れないし、釣り具に加え、エサ代や氷代、それに交通費がバカにならない。一日頑張ってボウズということもあり、アミエビで生臭くなった手、疲れた身体、虚しさだけが残る。こんなことなら、来るんじゃなかった。海辺の魚屋でイキのいい魚でも買って、早々と帰るんだったと後悔の念に襲われる。
    「羽田沖○○何十匹、爆釣!」などという大本営発表みたいなスポーツ新聞の見出しに踊らされた己のバカさ加減に腹が立つ。費用対効果を考えるとこんなに割に合わないものも滅多にない。 ギャンブルも覚せい剤もたばこもつりもやめた者が勝ちです。

  2. 匿名 より:

    おなもみさんに同感!ハッキリ言ってつりに良い思いではひとつもありません。寒くて魚臭くて退屈。あちこちの釣り道具屋が潰れたのもわかる。暖かい布団の中でナニしてた方がよほど楽しい。

  3. ミスターエッキス より:

    魚を人間に置き換えてみるとよーくわかりますが、ホント、殺して捨てるだけの釣りは快楽殺人者と同じくらい罪深い。魚拓もそうです。シリアルキラーが戦利品として自分がこれまで殺した人間の記念写真をコレクションしているのと同じです。そもそもゲームフィシュという感覚が信じられないな。法律で罰せられなければもこういう人たちは「人間狩り」とかやるのだろうか。

  4. エルノー より:

    非常に面白い記事でした。
    最近まれに見る面白い記事でした。
    正直に思った通り書いてあり、内容も共感できました。

  5. 匿名 より:

    あまりキツイ事を言ってやるな。昔は今ほど娯楽がなかったんだ。
    その時代に生まれた趣味なんだ。殺生も今ほど魚ごときに感傷的に
    なるような時代じゃなかったんだ。いずれ廃れていく趣味だと思うぞ。
    マジで魚自体少なくなってきてるしな。

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