Intuos Comic medium CTH-690K1のレビュー(評価) パソコンの操作をすべてペンタブで行う方法

5年使った『Intuos4 Large』が壊れた。
なので、ちょうど先週くらいに発売した『Intuos Comic medium CTH-690/K1』を購入した。

この記事は画像多めです。
公式ページなどのサンプル画像が少なく感じたので、購入の際は参考にしてみてください。

今まで使っていたIntuos 4 Largeについて

Intuos 4 Largeは読み取り範囲がかなり大きく、俺の24.1インチ(16:10)のモニタで使うにはぴったりだった。
だが、あまりの大きさと重さには、5年使っても慣れなかった。

何より俺はペンタブは膝置き、もしくは画板置き派なので、重さにも結構苦労した。

今回買ったペンタブの大きさはMediumなので、読み取り可能範囲が狭くなったかわりに、軽量で小型。

大きなモニタに小さなペンタブというのは、ちょっとペンを動かしただけでカーソルが大幅に動く。
なので、大きいペンタブから小さいペンタブに変えると、描き味が劣るのは避けられない。
慣れで何とかなるだろうと信じて、思い切って購入した。

2013年のIntuos Comicと仕様は同じ


とりあえずIntuos Comic medium CTH-690K1を使ってみた感じ軽くて小さくて、デザインもすばらしく、問題はないです。

描き味ですが、まだそこまで描いてないのでなんとも言えません。
読み取り範囲が狭くなったことは、意外にも気にならなかった。

筆圧が2048から1024に下がり、ON荷重や傾き検知がなくなったが、それもそこまで大差ない。
SAIは確かもともと1024までしか認識しなかったはずだし、傾き検知もない。

2013年に発売したIntuos Comicとは、デザイン以外はすべて仕様は同じようだ。
価格は5,000円高いというだけなので、どちらを買おうか迷った。

色的には白がよかったが、買ってみると黒にしてよかったと思う。

最新版を買った理由 ペンとデザイン

最新版を買ったのは、まずペンがシンプルだということ。

Intuos 4にしても古いIntuos Comicにしても、ペンが無駄に煩雑で、落としたらパーツが外れてばらばらになる。
それに、ラバーグリップも手垢でべとべとになり、なによりペンのお尻の消しゴムを使わないので無駄すぎる。

消しゴムを使うだけでペンを持ち替えるなんて無駄すぎる。ショートカットキーでいい。

そして、古いほうのIntuos Comicは無駄にLEDなどがあり煩雑。
俺の嫌いな、埃やゴミがつまりそうな溝も多い。

ファンクションキーに関しては、古いほうのがゴミは溜まりにくそうだった。

どちらもClipStudio Proが付属するが、俺はとりあえずSAIしか使わないので、ダウンロードはまだするつもりはない。

どっかで見たが、Intuos Pen(Comic、Artなど全部)というシリーズは、BAMBOOと仕様は同じようなもので、名称を変えただけらしい。

モニタの解像度とペンタブの読み取り範囲の関係

あまり書かれてないが、ペンタブを選ぶ上で大事なのが、読み取り範囲の大きさ。
そしてなにより、読み取り範囲と使用モニターの比率の一致。

俺のモニタはEIZO FlexScan EV2455で、24.1インチで1920×1200(16:10)という、一般的な16:9に比べて珍しい比率なので、ちゃんとそれにあったペンタブを買う必要がある。

今回買ったIntuos Comicは216.0 x 135.0mmなので、16:10。
モニタと比率が一致するので、読み取り範囲をムダにすることがない。

以前使っていたIntuos 4 Largeの読み取り範囲は325.1 x 203.2mm。
これは比率にすると16:10。

俺はそのペンタブを、長年16:9のモニタで使ってきたので、読み取り範囲をフルに活かせなかった。
16:9のモニタを使っている人が圧倒的に多いと思うが、モニタとペンタブの比率は確認したほうがいいと思う。

ところで、16:9のペンタブを16:10のモニタで使うと、どういう感じになるのか気になる。

Intuos Proについて

最後に、俺は今回Intuos Proを買うという選択肢はなかった。
理由はいろいろあるが、主にデザインと読み取り範囲(16:9)が納得いかなかった。

まず、俺はもうペンタブのファンクションキーは使わず、キーボードに一元化しているので、ファンクションキーが多いペンタブは無駄でしかない。

あと、最近左手で描く練習を本格的に行っているので、なんとなくシンメトリーなデザインが欲しかった。

そして、Intuos Pro LargeはIntuos 4 Largeに比べて読み取り範囲の大きさと比率が変わっている。
前者は298.6 x 189.5mm、後者は325.1 x 203.2mmなので、結構狭くなり、何より比率が16:10から16:9になってしまっている。

上に書いたように、モニタの比率が16:10なので、これを買う選択肢はまずない。

ファンションキー周辺は相変わらず溝だらけで、埃やらゴミがたまるのもよくない。

そんな感じで、プロ向けと呼ばれるシリーズ(Intuos Pro)から、アマチュア向けと呼ばれるシリーズ(Intuos Comic)に下がりましたが、仕様としてはむしろこっちのほうがよかったので問題ないです。

Intuos 4 Largeと比較。

その他の画像は以下。

パソコンの操作をすべてペンタブで行う方法

2015年5月、iBUFFALOのワイヤレスマウス BSMOW10BKの電池が切れ掛かって、操作が途切れ途切れになり、この際、マウスを使うのをやめてペンタブでパソコンのすべての操作をできないかと思って試していた。

俺はペンタブは買ったときから『膝置き派』だ。
机にペンタブを置いて、紙に描くように前かがみになって描くとやたらすぐ肩がこるし、思ったとおりの線がひきづらいので、自然とそうなっていた。

いつもペンタブは机の右らへんに置き、描くときだけ膝の上に持ってきて、深く腰掛け、背もたれにもたれて描くという感じ。
長時間作業しても疲れづらくていいのだが、これのデメリットは、描くときだけ膝に持ってくるので、描き始めるのがおっくうになったりする。

すべての操作をペンタブでやるようになれば、そういうこともなくなるかなと思った。
そしてマウスも撤去でき、USBポートもひとつ空く。

サイドスイッチの設定

まずペンタブのペン先側サイドスイッチを右クリに設定。
テール側サイドスイッチを、標準で中クリックに設定し、SAIでのみSpaceキーに設定。

これでChromeなどでリンクを中クリックして新しいウィンドウで開いたり、中クリックでタブを閉じたりなどがすぐにできる。

戻ると進むはかざぐるマウスのマウスジェスチャなので楽。

そしてSAIでは中クリックは何にも使えないので、代わりにSpaceキーを設定し、ビュースクロールができるようにした。

パソコンの操作をすべてペンタブで行うメリットとデメリット

問題は、デュアルモニタの際、ファンクションスイッチにマッピング画面切り替えを設定し、画面1と2を行き来するときはそのボタンを押さないといけない。
場合によっては便利だったりするが、画面をまたいでドラッグ&ドロップするときなどは若干めんどくさい。

それ以外は本当に使いやすく、ワイヤレスマウスより細かい操作がしやすいので良い。

ただ、すぐに絵を描けるといったが、やはり普段使うときはペンタブは机に置き、描くときはひざに持ってくるので、その動作は変わらなかった。

あと、ペンタブのクリックでSAIを起動すると
「保護されていない例外エラーによりプログラムが強制終了しました。」
と出るので、クイックスマイリーにSAIを登録し、キーボードショートカットで起動するようにした。

PCゲーなどもやらないので、今後はペンタブに一元化でいけそうだ。
スクロールもペンタブのホイールで行うので、マウスと違って両手での操作が必要になったりするがそれは仕方ない。

操作をペンタブに一元化、興味あったら試してみてください。

まとめ

ON荷重の有無は結構違いがあったが、それらの高機能は、やっぱ俺みたいに単純な線とアニメ塗りをする人らよりも、PhotoshopやPainterで厚塗りとかやったりしているプロを想定してるんだなと思った。
ペン入れレイヤーでの線を描いて、マーカーでアニメ塗りするくらいなら、Intuos Comicで十分事足りる。

あとワイヤレスキットはすぐに充電がなくなるそうなので、今はまだいらないと思っています。

液タブにも興味があるが、買うなら24.1インチがいいし、そうなると金がないし、膝置き派なんで向いてなさそうなんで、おそらくずっと板タブを使っていくと思う。


ワコム Intuos Comic 【旧モデル】ペン&タッチ マンガ・イラスト制作用モデル Mサイズ ブラック CTH-690/K1


ワコム Wacom Intuos Pro Lサイズ ペンタブレット ペン入力 板タブ Wacom Pro Pen 2 付属 Windows Mac 対応 PTH-860/K0

筆者である髭林おなもみや、記事内容について気になることがあったらお気軽にご連絡ください。
髭林おなもみのプロフィールと活動一覧 職業や経歴など
髭林おなもみへのお問い合わせ

彼女募集中!
髭林おなもみは現在彼女募集中です。

俺のプロフィールは、
『髭林おなもみのプロフィールと活動一覧 職業や経歴など』
を参照してくだ…

シェアする

error: