自分が本当にやりたいことなら本気でやる、自分を限界まで追い込む必要もある

自分で稼いで実家を出る、童貞を捨てるという二つの目標を死に物狂いで達成して燃え尽き、ココ最近はとにかく楽に、肩の力を抜いて目標を達成することばかり考えていた。
だが、やはりそれだけでは足りないということを確信した。

少し前、とある人に
「おなもみさんは苦しんでいるように見える」
とか言われてショックを受けて悩んだりして、俺は
「苦しんではいけないんじゃないか、自分を追い込んではいけないんじゃないか」
などと思いこんでいたが、大間違いだった。

本気を出して自分を追い込まないと到達できない境地

某自己啓発でもよく、
・目標は自動的に叶う
・他力本願(ほんとうの意味での)、絶対他力
・楽しんでやる
・好きなことを夢中でやる
・がんばってはいけない
・努力してはいけない
などと言う。

確かにそれらも重要だが、それだけでは足りない。
本当にやりたいことをやるなら、本当に結果を出したいなら、本当に何かを実現したいなら、本気を出し、徹底的に自分を追い込み、限界まで行く、限界を知る、ということも絶対に必要だ。

肩の力を抜き、ニコニコ笑顔で、楽しそうに目標を達成していけるのは理想的に見えるが、それでは到達できない境地がある。
徹底的に自分を追い込み抜き、執着し続け、極限の精神状態に行かないと、到達できない境地がある。

ただこれは、どっちが良いとかの問題ではない。

前者は、Youtuberのように、肩の力を抜いて楽しいことをやって人々を楽しませ、何億と稼いだりする人。
後者は、作家、小説家、映画監督、ミュージシャン、画家、彫刻家のように、徹底的に悩み抜き、産みの苦しみや自分自身や妥協や甘えと戦い、結果、後世に残る作品を作ったりする人。

どちらの人も必要なので、上に書いたように
「目標は自動的に叶うから自分が今苦しんでいるのはおかしい、自分を追い込んでいるのはおかしい」
とか、
「楽しんでやらないといけないのに、苦しいからこれは間違いだ」
とか思うのは大間違いだ。

その考えは、後者の人の存在や、後者の人のようになろうとする自分を否定することになる。

過程においてどうしても自分を追い込む必要性のある目標

自分が本当にやりたいことをやり、叶えたい目標を叶えていくというのが前提なわけだが、そのジャンルによっては、目標までの過程に、肉体的・精神的な苦しみが伴うようなものなんかいくらでもある。
それでも、それが本当にやりたいことなら、やるだけの話。

例えば、スポーツ選手やボディビルダーは、目標のために過酷な減量やトレーニングをやっているが、あんなものどう考えても苦しいに決まっている。
映画監督が、どのカットを採用するかという吟味も苦しいらしいし、一発撮りのロックバンドの緊張感も相当苦しいらしい。

そんな、
『過程においてどうしても自分を追い込む必要性のある目標』
を持っている人たちが、全員、
「苦しんだらだめだ、目標は自動的に、楽に叶うのが正しいんだ」
とか思い始めたら、世の中から、
『本気を出さないと生み出せないもの』
が一つ残らず無くなってしまう。

よっぽど苦しみが悪と思っている人は、
「苦しんでる人、自分を追い込んでいる人なんか必要ないから、そういう人たちが生み出したものさえもいらない」
とか思ったりするんだろうが、少なくとも、俺を含む多くの人が胸を打たれてきたのは『人の本気の姿』や『人が本気で作ったもの』じゃないかと思う。

それを否定するような人間を、俺は正しいと思えない。

本気も脱力も、どちらも出来る自在性が必要

だがさすがに、24時間365日、そこまで自分を追い込んでばかりいたら冗談抜きで死んでしまう。

だから、『本気』も、『脱力』も、どちらも出来る『自在性』が必要。

「苦しんだらダメ、努力したらダメ、頑張ったらダメ」
という観念に自分を縛り付けている人間は、肩の力が抜け続けて、本気でやることができず、自分の限界も知ることができない。
そして、苦しんでいる人、自分を追い込んでいる人を見て、茶々を入れたりする。

だが逆に、
「妥協を絶対に許さない、肩の力が抜けている奴は絶対に許さない」
という人間は過労死したり、他人を過労死に追い込んだりもするだろう。

だから臨機応変、自在性が重要。

『やりたいことをやる』のは命懸け

ただ、上に書いてあることすべての大前提は、それが、
『自分の本当にやりたいこと』
であるということ。

ブラック企業で働かされたり、ブラック部活で苦しまされたり、毒親に命令されたりするような、他人に強制された、
『やりたくもないこと』
『やらされていること』
で自分を追い込むのは前提からして間違っている。
そんなことをやっても何の得もないので、一切やる価値はない。
自分が苦しんでいる間に、それを焚き付けた上の人間が甘い蜜をすすってるだけだ。

だが、『自分の本当にやりたいこと』なら、上述のように、死ぬほど自分を追い込むことも必要だ。
そのやりたいことの中に、楽しいだけではたどり着けない境地があり、そこに『行きたい』と思うのなら、なんとしてでも行くしかない。

『やりたいことをやる』という言葉にはどこか気の抜けた印象がある。
楽しいだけで完結しそうな印象。

だが実際は『やりたいことをやる』というのは命懸けだ。
その事にやっと気づいた。

だから自分を限界まで追い込むことも必要。

「『やりたいことやる』ためなら手段も精神状態もいとわない」
というくらいの気概が必要。

いや、必要というより、自然に湧いてくるはずだ。
もし湧いてこないなら、それが本当にやりたいことなのか疑ったほうがいい。

『やりたいこと』の中には、楽しさも苦しさも、あらゆる感情が含まれている。
人生は『やりたいことをやる』ためだけにある。

ラモスに見られる、自分を追い詰める、というやり方は、自分を追い詰めていく対象を好きでなければ成立しない。
ラモスがサッカーを好きではなかったら、それはただの苦行になってしまう。

好きなこと、自分にとっての最優先事項、それがなくなると自分が崩壊してしまうようなもの、まずそれがなくてはならないのだが、そんなことが、長いものに巻かれるのが良いとされているところで手に入るだろうか?

出典:村上龍 すべての男は消耗品である Vol.4

すべての目標は自動的に叶っている

ところで、某自己啓発で言うところの、『目標は自動的に叶う』とか『絶対他力』の話だが、今思うのは、そんな言葉に縛られる必要はないということ。
この世は縁起、絶対他力の世界であり、『真の自由意志』は無いので、死ぬほど自分を追い込むのも、楽に進んでいくのも、結局全部『自動的』の枠組みに包摂されるからだ。
(他力本願とか絶対他力については調べてください。)

それなのに、
「目標は自動的に叶う、勝手に叶う」
とか思っていると、その言葉には『楽をする』というニュアンスが含まれるので、本気を出せない自分になっていく。

繰り返しになるが、楽しようが本気を出そうが、何をやろうが、全部自動的であり、自分の力ではない(絶対他力)なので、意識したところで仕方がない。

そんなことより、
「自分がなんとしてでもやりたいこと、叶えたいことはなにか」
「そのために今やるべきことはなにか」
「そのために今本気で自分を追い込むべきなのか、それとも休息すべきなのか」
などを考えたほうが有意義だ。

ちなみに『頑張る』と『努力』という言葉は今でも嫌いだ。
『やらされている』感がニュアンスとして含まれているように感じる。
だから俺は『自分を限界まで追い込む』などの言葉に言い換えている。

『自分が本当にやりたいこと』と『自分にしか出来ないこと』

そして、自分が本当にやりたいことというのは、その結果も過程も、他人とは一切比較できないものだ。

『似たような目標でも、他人は楽に叶えているのに、自分は、必死で自分を追い込まないと達成できない』
みたいな状況になっても気にすることはない。
それが本気で自分のやりたいことなら、『必死で自分を追い込まないと達成できなかった』という事実すら財産になる。

つまり、過程も結果も、
『自分にしか出来ないこと』
だということ。

というか、
『自分が本当にやりたいこと』
と、
『自分にしか出来ないこと』
は必ずセットだ。

自分が本当にやりたいことを貫徹すると、結果的に、自分にしか出来ないことになる。
自分にしか出来ないことをやろうと思うと、結果的に、自分が本当にやりたいことになる。

まとめ

結論としては、『やりたいことをやる』ためなら、どんな状態になったっていいということ。

「苦しんでるように見える」
とか言ってくる人間は、ただの『脱力固着』の人間だと思うので、そういう意見を聞き入れる必要はない。

そういう人間は苦しむことを怖がるあまり、やりたいことが満足にできずにいる可能性も高い。

上述のように、やりたいことをやる時には、苦しむことも楽しむことも全部必要であり、その中のどれかを嫌悪したり畏怖したりしている人は、その時点で、やりたいことが完全にはできていない。
やりたいことをやる権利がないとすら言える。

やりたいことをやっている人は、苦しんでいる姿も、休息している姿も美しい。

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