発声練習(声の準備)の方法 歌う前などに地声と裏声のバランスを一時的に変える

ここ最近nanaになかなか弾き語りカバーを投稿できなくてヤキモキしている。
なぜ投稿できないかと言うと、なかなか『声の準備が整わない』からだ。

声の準備というのは、いわゆる『発声練習』のこと。

ここでの発声練習という言葉の定義は、
『歌を歌う前(ステージなどの本番前)に、一時的に特定の声を出して、本番で出したい声を安定させる』
ということ。
(『発声訓練』の定義は『『長期的』に声のバランスを変えること』とする。)

地声と裏声のバランスは刻一刻と変わっている

地声と裏声の『静的なバランス』を変えていくため、日々の『発声訓練』で、できる限りあらゆる声を出すのは基本だ。
だが、静的なバランスが変わっていくのにはどうしても、何年という時間がかかる。
(『静的なバランス』の定義は難しいが、つまり喉の無意識というか、すばやさというか、『何も意識しなくても思わず出てしまう声』さえも変えてしまうということ。
例えば男性が女声を練習する場合、寝起きやくしゃみの際はどうしても男声が出るが、静的なバランスが変われば、それらの際にも女声が出る、というようなこと。
この記事で言うような『(直前の)発声練習』が必要なくなる状態のこと。)

俺はそんなのは待っていられず、早く歌いたい、早く歌って投稿したいんである。

何年単位で発声訓練をして、地声と裏声のバランスが変わるのを待ち、
「変わった」
と判断してから歌い出す、歌を投稿しだすのではおそすぎる。
そもそも、どこでOKを出すのだろうか、というのもある。

今すぐに歌いたいなら、どうしても一時的に近代的発声訓練的に、今すぐ、即物的に、地声と裏声のバランスを大きく変える必要がでてくる。

発声訓練界隈でも、
「アンザッツ5+仮声帯ノイズを出したあとだと声が軽い」
「地声系をやりすぎて声が重い」
とかの話を本当によく聞く。

普通の人でも例えば、
「喋りすぎて声が枯れて、喋りづらい、歌いづらい」
「寝起きで声が出づらい」
「今日は声がよく出る」
とか、よくあると思う。

つまり、声の調子(厳密には、地声と裏声のバランス)は、刻一刻と変わっている。

その、刻一刻と変わる地声と裏声のバランスを、例えば俺の場合、nanaに投稿する弾き語りを録音する前に、この記事で言う『発声練習』によって、一時的に、
『現段階で出せる最も理想的な声を出しやすいバランス』
に変えていく必要がある。

『一時的に静的なバランスを変える』
『練習メニューを一時的に極端に偏らせる』
とも言える。
(長期的にはあらゆる声、すべての声を出していく必要があるのは基本だ。)

今までの歌い方から180度変えたい

俺の声の話になるが、俺は14歳から弾き語りを始め、この10年間、どちらかというと地声優位で歌ってきた。
(俺よりもっと強い地声で歌っている男性は多い。
この場合は女性と比較してということ。)

その歌い方は男らしく厚みや迫力がある方向性だが、その代りどうしても高音がしんどくなるし、モラルセンス的にもいやなので、180度変えてしまいたいと思っている。

結論から言うと、『女性的なバランス』の発声に変えたい。
それは性転換するようなもので、かなり大掛かりだ。

今までのような男性的バランスで歌うのがあまりにもいやすぎて、なかなかnanaに投稿できない。
発声練習なしですぐに歌おうとするとそのバランスになってしまうので、発声練習をして声を整えてからじゃないと歌えない。

ここまで、いきなり今までのバランスや歌い方がいやになって、「歌えなくなった」という状態に陥る人は珍しいんじゃないだろうか。
(とか言いつつ、人と行くカラオケでは色々準備してる暇もないので今までのバランスで歌ってますが。)

それに上述のように、本当に静的に女性のバランスに変えてしまうには何年もかかるだろう。

静的に裏声は強い いかに顕在化させ、地声を少しだけ入れるか

だが、地声系で歌ってきたと言っても、俺は一般男性よりも遥かに裏声や奇声を出してきたので、『静的に』そこそこ裏声は強いはず。
(そもそも、地声で高音が出せる人は、その時点で必ず『静的に』裏声が強い。)

17歳の時に出していた女声が以下。

がアぁ

なんだ!

直前の発声練習をせず、いきなり歌える、今までのバランスの歌声が以下。
声を張り上げないと高音が出ない。
(ただ、最近はこれでもそこそこ内筋がすっぽ抜けている気がしてきているが。)

直前の発声練習をやったあとに出せる、『現段階で出せる理想的な歌声』が以下。
声を張らずともそこそこ地声っぽく高音が出せる。
(2個目は微妙。発声練習がうまくいかないとこのように不安定、不完全になる)

ベビーフェイス -2 / スピッツ

空も飛べるはず -1 / スピッツ

現段階のバランスでも、直前の発声練習さえすれば、一時的には軽い声が出せる。

上に書き忘れたが、これで俺が、『何をどうやっても裏声が出ない男』だったら、直前の発声練習なんか何の役にも立たない。
だが俺の場合、普段は静的に働いている裏声を一時的に顕在化させるだけで、一時的には理想に近い声が出せる。

今までのバランスの方は、地声を動的に発動させずには高音が出せない状態。
発声練習のあとに出せる声は、裏声を顕在的に発動させ、地声は少しだけ顕在化させるという状態。

この『現段階で出せる最も理想的な歌声』は『発声訓練』を適切に続ければ、年々磨きがかかっていくだろう。
つまり、短期的と長期的、どちらもやりたい、必要、ということ。

ただ、
「一時的な発声練習なんかじゃなく、その理想的な声のメンタルコンセプトさえ描ければ出せるだろ」
という意見が二人ほどから来たが、それでは何をどうやっても無理だったのでこの記事を書いています。

分離して要素を取り出してから融合させる

直前の発声練習というのはつまり、
『理想の声を構成する要素を一時的に分離して練習してから融合させる』
作業じゃないだろうか。

誰かの声の真似をする時、いきなりその『出音』だけを真似するより、まず『要素』を取り出して練習するほうが良い。
(『要素』とは『静的に働いているもの』という意味合いも強い。)
ここが、近代的発声訓練と某発声訓練の違いかなと思う。

例えば女性の声は伸展やホイッスルボイスが強いので、まずホイッスルボイス単体で出し、下降したりする練習をする。
さらに、伸展を保つため、仮声帯発声もしてみる。

その時点では女性の声には聞こえないが、女性の声の構成要素なので、いざ女性の声をそのまま真似する場合に、間違いなく精度が上がる。
それら要素を別々に徹底的に練習して、一時的にバランスを変えてから、一気に融合させてみる(女性の声そのままを出そうとしてみる)。
すると、驚くほど楽に、高い精度で出せたりする。

俺が取り急ぎ軽い声をだすためにやる発声練習もそれと全く同じだ。

発声練習の内容

上のような軽い声をだすための発声練習内容は、簡単に言うと、裏声系をやりまくるということに尽きる。
つまり純粋な裏声、ホイッスルボイス、アンザッツ6、アンザッツ6+仮声帯ノイズ、アンザッツ5、アンザッツ5+仮声帯ノイズ、呼気吸気でのエッジボイス、あたり。
それらをやりまくって、ついでに融合した状態での諸々もやれば、うまくいけば現段階で出せる理想的な声で歌える。

だがうまくいかない時もあり、つまり発声練習メニューが、理想の声の要素を確実には捉えられていないということになる。
そこで、理想の声をだすために無駄のない発声練習メニューを考えているが迷走してきたので、トレーナーにつきたいと思っている。
(某発声訓練系トレーナーは、何が一時的な発声練習だ、長期的にやれ、というような人が多すぎて俺の美観や求めるものを受け入れてくれない印象があり困っているが。)

ちなみに発声練習とは、上述のように要素を個別に練習するということなので、近代的発声訓練でよく言われる『ミックスボイスのコツ』のようなものとは違うはず。
『ミックスボイスのコツ』とは主に、『融合の仕方』のことだけにフォーカスしていることが多い。

俺の言う発声練習は、『融合の仕方』も含むが、その前に『要素を分離した個別練習』が必須なので。

あと当然だが、静的なバランスが満足になってきても『今日は喉の調子が悪い、不調』というときはあると思うし、そういう時にも、発声練習は役立つ気がする。

追記:フルボイスについて

書き忘れたが、フルボイスで歌うと静的なバランスが浮かび上がり、基本的にはバランスをごまかせなくなる。
なので、この記事でいう発声練習は『ある程度声を抑えて』歌う時に主に有効なはず。
自宅とか。

抑えた声はもちろん、フルボイスで歌ったときのバランスも変えるために長期的にこつこつやっていくのが『発声訓練』と定義しています。

呼気圧迫と地声固着を強制的に解消し伸展を復活させる方法 口を手で塞いで裏声で絶叫、口ラッパ、吸気発声

しゃべりすぎたり、歌いすぎたり、ベルティングしすぎたりすると、声が出にくくなってくる。
それは大体の場合、呼気圧迫癖がついたり、地声固着したりしてることが原因。

一時的に伸展が弱くなっているということ。
純粋な裏声がとにかく出にくくなるのでわかりやすい。

寝たり休んだりせずとも、呼気圧迫や地声固着を強制的に治し、伸展を復活させる方法があるので、いくつか紹介します。

口を手で押さえて裏声+仮声帯ノイズで絶叫

強制的に呼気圧減らす方法として、口を手や服の袖で塞いで、少しだけ息が出るようにし、裏声+仮声帯ノイズで絶叫すれば、俺の場合、即座に伸展が復活する。
鼻から息は出てはいけない。

口から抜ける息が強制的に減るので、呼気圧迫が強制的に解消される。

いろんな喉頭位置でやったほうがいいが、特に、喉頭位置が最大まで低い状態でやるのがよく効く。
音程も、限界まで高い音を出してみるのも大事。

ストローでやってみたり、ラッパみたいに唇の隙間をめっちゃ狭くして発声するのも同じ効果があるが、声がうるさいので、やはり服の袖でやるのがおすすめ。

純粋な裏声が出しやすくなる(アインザッツが早く柔らかく、内筋が極限まで抜けてカスカスになる)までやりましょう。
俺の場合は、かなりひどい呼気圧迫、地声固着の状態からでも、数回でうまくいく。

その他

吸気発声も、呼気圧迫解消には有効。
吸気発声をやると呼気圧に頼らない出し方を喉が覚える(?)のでその後呼気で張れない中声出すとさらに呼気圧迫しなくなる。

呼気で限界まで歌った後、ブレスの代わりに吸気で限界まで歌う、ということをしてるとさらに呼気圧に頼らない出し方に慣れてくる。

いろんな喉頭位置の裏声を、呼気と吸気で高速に交互でやるのも有効。

仮声帯発声も、仮声帯が内転することで息の抜ける量が減らされ(?)、呼気圧迫を解消できる。

ハミング(口を閉じて発声)で裏声+仮声帯ノイズを絶叫するのも有効だが、こちらは服の袖と違って余計に呼気圧迫や地声固着になることもあるので注意。

まとめ

とりあえず呼気圧迫というのは、それによって得られる精神状態やある種の変性意識を除けば本当に非効率的で、喉にも悪い。
上で挙げた手段を使って解消していきましょう。

実際は、服の袖で口をふさいで裏声で絶叫、という方法が、最も簡単かつすばやくできます。
流石に深夜や、静かにしないといけないところではできませんが。

筋トレ後に声が虚脱して喋りづらい症状 耳管開放症との関係

最近筋トレを始めたわけだが、トレーニング終わったあと声が全体的に虚脱して喋りづらい。

声が裏返る

俺はどちらかというと、喋り声にも中声の関与が少しあるタイプ。
具体的には、声が高くなった場合でも思いっきりひっくり返らずにスムーズにすっぽ抜けた中声に繋がる感じ。

なんだが、トレーニング終わった後はめずらしく対比が激しくなって喋りづらい。
高くなると声がスカスカの裏声にひっくり返りやすくなる。
(歌を歌い始める前、つまり声変わり直後くらいはいつもそんな感じだった。)

それに、裏返らない高さの地声で喋っていても不快。
なんというか、平泉成さんやビートたけしさん的な方向性だと思う。
開大筋が意図せず働いているというか。
あってるかはわからん。

伸展と閉鎖が弱い?

あと若干ハスキーで、エッジボイスがいつも以上に出しづらい。
俺が喋りやすいときというのは、中声の関与がありつつ、地声系の低音でエッジボイスが鳴ることが多い。
虚脱はその逆なので、とにかく喋りづらくて、声に連動して精神状態まで悪くなる。

筋トレ中に耳管開放症になることはよくあるらしく、俺は今日始めてなった。
時間が経つと直ったが、血流の問題らしい。

声の虚脱もそれと関係しているのだろうか。
少し寝たらましになった。

筋トレ後の声の虚脱をなんとかするために有効なアンザッツはどれだろう。
多分とにかく伸展させることだと思う。
つまり6、ホイッスルボイス、純粋な裏声をやろうかなと。

まとめ

とりあえず今度、ジムの後カラオケ行くと思うので試してみる。

まとめ

この記事で書いたことに共感してくれる方がどれくらいいるかはわからない。

MtFの方などで、
「本格的に自分の声を変えよう、男性の声から女性の声に変えよう」
と決意した人にはわかるかもしれない。

とにかく、今までの歌声ではもう歌いたくないんである。
歌うなら軽い声がいいので、そのためには一時的な発声練習で声のバランスを変えないといけないんである。

出来るだけ早く一時的にバランスを変えたいので、無駄のない発声練習メニューで、3分くらいで準備完了したい。
そして長期的訓練も続け、最終的にはもっと自在な軽い声を出したいんである。
長期的訓練を続けたら、いずれは一時的な発声練習は必要なくなると思うが、喋りすぎたあとや叫びすぎた後でもすぐに出せるかはまだわからない。

とりあえず書きたいことは書けたので、早くnanaに軽い声で歌ったスピッツの楽曲を投稿すべく、発声練習メニューのブラッシュアップを続けます。

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