数秘術に関する本の書評(レビュー) 人生がうまくいく数秘術 幸せを引き寄せる 新解・数秘術 秘法カバラ数秘術―古代ユダヤの秘占・運命解読法 等

人生がうまくいく数秘術 著者:キャロル・アドリエンヌ

今まで目標達成法やら願望実現やらに躍起になって、それでいくつか大きな目標も達成してきた。

そういうのを信奉していたころは、
「予め決められた運命なんてない、人生は自分で切り開いていくものだ」
と頑な思っていたが、最近はそうも思わなくなってきている。

予め決められた運命というものはあり、それに則したことをやるほうが無駄がなく、楽しいんじゃないか、というふうに思えてきている。
まぁ『やりたいことをやる』というのは共通なのだが、そのために更に効率のいい方法があるんじゃないかということ。

で、数秘術などに興味を持ち始めた。

とりあえず図書館で数秘術の本を借りて読んでみるかと思い、2019年1月、『人生がうまくいく数秘術 (be文庫)』を読んだ。

適当に借りたので知らなかったが、この本は生年月日を足して導き出す運命数(ソウルナンバー)ではなく、名前をアルファベットにして対応した数字を出していくタイプのもの。
姓名判断とは違うが、とりあえず、ソウルナンバー系の数秘術とは違うものだ。
1~9までの数字が持つ意味というものは、共通のようだ。

この本で扱う名前のナンバー(パッションナンバー?)と、ソウルナンバーが違う以上、解説がちぐはぐになり、どっちを信じていいかわからないのでとても困る。

個人的な評価は★★☆☆☆

バーズアイグリッドとトレイン

俺が信じるのはソウルナンバー系の数秘術だが、とりあえずこの本に書かれているような数秘術もやってみようと思い、バーズアイグリッドというやつをやってみた。
少しだけ当たっていた。

フォーカスラインというものの解説で、自分に当てはまるのだけ読んでみたがあたってるんじゃないんだろうか。
ただ全体的にバーナム効果的な書き方が多かったように思う。

あと本名でやるべきか髭林おなもみでやるべきか迷ったが、とりあえず本名でやった。
今度は髭林おなもみでやってみようと思う。

この本で紹介されているのはバーズアイグリッドとトレインとパーソナルイヤーというものだが、パーソナルイヤーは本当に全く当たっていなかった。

どれもキャロル・アドリエンヌという人が解説している以上、一つでも当たっていないものがあったら全体の信憑性が下がると思うんだがどうなんだろうか。

遊び程度

こういう数秘術もある、ということで15分ぐらいで読み終えた。
生年月日が分からずソウルナンバーが導き出せない人に関しては名前で導き出すしかないので、バースアイグリッドという方法はもしかしたら今後も使うかもしれない。

だがやっぱり、名前系の数秘術は、誕生名と結婚後の名前との違いとか、ヘボン式と別式の違いとかで色々と揺れすぎる。
やはり生年月日系つまりソウルナンバー系のほうが簡潔で信憑性がある気がする。

まぁこの本は他のレビューにもあったが遊びみたいなもので、数秘術としても亜流らしい。
本格的に数秘術を人生に活かすのには使えないと思う。

ただ、1~9までの各数字が持つ意味、だけはあらゆる数秘術で共通のようなので、それを知れたのはよかった。

とりあえず目標達成法にしても、数秘術にしても、どれか一つこれを信じると決めるものを決めた方がいいはず。
人は日数占いという生まれてからの日数で運命を導き出すタイプの数秘術もあり、それ関連の数秘術の本を軸にしていきたい。

追記:あとで気づいたが、その人がすすめていた『数秘術 マスター・キット』の著者はキャロル・アドリエンヌだった。
信用していいのだろうか……

とりあえず名前系の数秘術や姓名判断はもういいや。


人生がうまくいく数秘術 (be文庫)

幸せを引き寄せる 新解・数秘術 著者:バラート・クラーラ

最近数秘術に興味があるので、2019年1月『人生がうまくいく数秘術 (be文庫)』に続いて図書館で適当に借りた『幸せを引き寄せる 新解・数秘術』を読んだ。

これも運命数(ソウルナンバー)系ではなく(生年月日を足したものではなく)、誕生日だけの数字と、西洋占星術を火水風地の4つのエレメントに分類して、誕生日の数字と組み合わせた、著者オリジナルの数秘術だった。
前回の『人生がうまくいく数秘術』以上に当たっていなかった。

自分に関係のある所しか読んでいないので、10分足らずで読み終えてしまった。
そもそもこういう本は自分や他人に関係のあるところを読むものだと思うので、辞書を引くような感じで使うものなのかもしれない。

この本も前回同様、遊び程度のものだった。

個人的な評価は★★☆☆☆

総合的に縁のある数字、ない数字

この本自体は役に立たなかったが、わかったことがいくつかある。

まずやはり、最近の人間が作った独自の数秘術などはあてにならないということ。

そして、もっと総合的に判断していく必要があるということ。
これが重要。

どういうことかというと、例えばソウルナンバー、誕生日、バーズアイグリッドなど、
『色んな手法を全部合わせた上で縁のない数字』
というのは本当に自分にない要素、または相性が悪い数字だということ。
追記:やっぱりバーズアイグリッドは加味しなくていいかも。

俺の場合6という数字はソウルナンバーにも生年月日にも生まれの西暦にもバーズアイグリッドにもない数字だ。
実際に俺自身、6が持つ特徴は全くと言っていいほど持っていない。
欠落しているといえる。

逆に言うと、縁のある数字は、ソウルナンバーでなくともその数字の要素はある程度持っているということ。
ソウルナンバーが7だからといって7の要素しかないわけではないということ。

ソウルナンバーは7でも、生まれが4日なら4の要素も自分の中に多分にあるということ。
パーセンテージようなものなんじゃないだろうか。

まあそれは宿命数というものがある数秘術では取り入れられているので当たり前のことのようだ。

俺の中で西洋占星術はそこそこ当たっているが、どちらかというとやはり生年月日を全て足した『ソウルナンバー』を重視している。
後は先ほども書いたように、誕生日や西暦や名前などのナンバーを全て総合した時に足りない数字、というものも判断材料にできると思っている。

そういうところを加味して各数字の説明を見るのが一番ベターな気がする。

なんかこの本の書評ではなく、数字というものについて個人的に気づいたことを書いただけになってしまったがまぁいいか。

とりあえず、俺に縁の深い数字というのは7と4だ。
6と5は特に縁がなく、相性の悪い数字かもしれない。
1は微妙なところで、よくわからない。
2は4の半分なので微妙。

そういったところを踏まえて、次の数秘術の本を読んでいく。
次に読む2冊は、直近読んだ2冊とは違いかなり本格的なものなので楽しみだ。


幸せを引き寄せる 新解・数秘術

秘法カバラ数秘術―古代ユダヤの秘占・運命解読法 著者:斉藤啓一

ここ最近数秘術に興味を持ち、図書館で適当に数秘術関連の本を2冊借りて読み、ほとんど参考にならなかったと書いた。

2019年1月、これは信頼できるだろうと思って図書館に予約していた『秘法カバラ数秘術―古代ユダヤの秘占・運命解読法 前世・現世・使命・運 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)』という本がやっと届いたので読んだ。

結果から言うと、ほぼ何も参考にならない。
誕生数、姓名数、年霊数、日霊数、姓名の母音死因だけを足した数、などやたらと出てくるが、どれも信憑性がない。

運命数の解説だけはネットでも本でも怖いほど当たっていたので数秘術に興味を持ったが、結局バーナム効果や統計学、遊び程度のものだと思い始めてきたので、この本で数秘術からは離れようと思う。

個人的な評価は★☆☆☆☆

Amazonのレビューでは、この本はかなり本格的だとか書かれていた気がするが、前読んだ2冊と同じくやはり遊び程度のものだった。

魂の階層やヨハネの黙示録などものすごく深遠な世界のことを語っているし、奉仕がだいじだ、魂のレベルをあげることだ、と大層なことを書いているが、肝心の数字の解説については「参考程度に」とばかり書いてある。
年霊数、日霊数も結局、「思い立ったら動くべき」と書いてあって参考にならない。

姓名数は、前読んだキャロル・アドリエンヌの本のバーズアイグリッドとかぶっていたりした。
面倒な上に当たってないが、姓名数はあくまで表面的な性格を表すとかどうとか。
誕生数、姓名数、姓名数母音のみ、などやたら算出する数字が多くて面倒で、しかも判断要素は分散するしで全く当てにならない。
時間の無駄だし、遊びとしてはいいのかもしれない。

運命数の相性については、ネットに書いてあるものと全くちぐはぐだった。
こういうのは、算出の仕方や解説自体が情報源によってちぐはぐなのも全く信憑性がない。

こういったものに人生の舵を任せるのは危険だし、本当に任せたいなら大金をはたいて徹底的に自分で学んだりプロに直接指導を受けるべきだと思う。
本で読むのは遊び程度にしておいたほうが無難だろう。

やりたいことをやる

占いやら運命というのは基本的には遊び程度に付き合うべきで、本気で人生を変えたい、大きな仕事を成し遂げたいなら結局、
『やりたいことをやる』
ということに尽きるんじゃないかと思う。
(何度も書いてきたように、やりたいことをやることが人生のすべてであり、それは命がけであり、責任も伴う。
詳しいことは別の記事参照。)

少し前、運命が予め決まっている、という考えに惹かれたが、今は「それがどうした」と思う。

この世は絶対他力、ということが根っこにあるが、最近は、
『(便宜上の)自力があって、その後に他力がある』
と思っている。

もちろん真の自力なんてないのだが、便宜上の自力はある。
というか普通に生きてると、自力しか無いようにさえ思える。

執着を手放すの話にしてもそうだが、自力でやりきった『後に』、他力がある。
あるというか、自力でやりきった後で、他力(ミラクルやシンクロニシティ)が『来る』という感じ。

つまり何が言いたいかと言うと、
「自分が本当にやりたいことなら、死に物狂いでやれ」
ということである。

自力が及ばないような奇跡的な出来事というのは、限界まで自力でやりきれば自ずと来る。

「自力なんてないから頑張りません」
というのはただの怠ける言い訳だ。

まぁそういう人は勝手にそうすればいいし、そもそも自分の人生に他人は一切どうでもいいので気にすることもない。

必要なものが叶えられるだけ

実家を出るという目標と、処女とセックスして童貞を捨てるという目標を達成したことを振り返ると、
『人間、本当に必要に迫ったら、物理的に不可能なこと以外は何でも叶えられる」
ということを思う。

『叶えられなかったことは、必要じゃなかった』
としか言いようがない。

だから運命とかは、あってもなくてもどうでもよく、ただ今自分がやりたいことを見つけ、叶えたい目標を設定し、リサーチや準備をし、愚直に行動していくのみ。
めちゃくちゃシンプルだ。

結局その泥臭い作業を継続できるかどうかに、人生を変えられるかどうか、大きな仕事を成し遂げられるかどうかはかかっていると思う。

まとめ

というわけで、ここまで運命や数秘術や占いの本を3冊読んでみて俺は、それらはただの遊び程度のもの、だという見解になった。

一度きりの人生を本気で変えたい、本気で良いものにしたい、そのために本気で目標を叶えたい、そういう強い意志やモチベーションがある人間に、占いや運命学なんて何の役にも立たない。
逆に言うと、もし今自分が占いや数秘術にハマりかけているなら、それは、やりたいことがない、怠けたい、という合図かもしれない。
そういうバロメーターにはなるかもしれない。

そういえば、『生まれてから今日までの日数で人生の流れを決めきる数秘術』があり、それはキャロル・アドリエンヌの数秘術マスター・キットという本に書いてあるようだが、今となってはただの目標のない人間の怠ける言い訳や過去の最適化にしか見えない。
その本は図書館になかったし、わざわざ買って読みたいとも思わない。


秘法カバラ数秘術―古代ユダヤの秘占・運命解読法 前世・現世・使命・運 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)

今まで読んだ本の一覧はこちら↓

読んだ本
好きな小説(好きな話) 酔歩する男(玩具修理者 収録) 失われた過去と未来の犯罪 忌憶 哲学的ゾンビもしくはある少年の物語(...
error: