秘法カバラ数秘術―古代ユダヤの秘占・運命解読法 著者:斉藤啓一 書評、レビュー(感想)

ここ最近数秘術に興味を持ち、図書館で適当に数秘術関連の本を2冊借りて読み、ほとんど参考にならなかったと書いた。
(記事最下部の関連記事参照。)

これは信頼できるだろうと思って図書館に予約していた『秘法カバラ数秘術―古代ユダヤの秘占・運命解読法 前世・現世・使命・運 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)』という本がやっと届いたので読んだ。

結果から言うと、ほぼ何も参考にならない。
誕生数、姓名数、年霊数、日霊数、姓名の母音死因だけを足した数、などやたらと出てくるが、どれも信憑性がない。

運命数の解説だけはネットでも本でも怖いほど当たっていたので数秘術に興味を持ったが、結局バーナム効果や統計学、遊び程度のものだと思い始めてきたので、この本で数秘術からは離れようと思う。

個人的な評価は★☆☆☆☆

遊び程度

Amazonのレビューでは、この本はかなり本格的だとか書かれていた気がするが、前読んだ2冊と同じくやはり遊び程度のものだった。

魂の階層やヨハネの黙示録などものすごく深遠な世界のことを語っているし、奉仕がだいじだ、魂のレベルをあげることだ、と大層なことを書いているが、肝心の数字の解説については「参考程度に」とばかり書いてある。
年霊数、日霊数も結局、「思い立ったら動くべき」と書いてあって参考にならない。

姓名数は、前読んだキャロル・アドリエンヌの本のバーズアイグリッドとかぶっていたりした。
面倒な上に当たってないが、姓名数はあくまで表面的な性格を表すとかどうとか。
誕生数、姓名数、姓名数母音のみ、などやたら算出する数字が多くて面倒で、しかも判断要素は分散するしで全く当てにならない。
時間の無駄だし、遊びとしてはいいのかもしれない。

運命数の相性については、ネットに書いてあるものと全くちぐはぐだった。
こういうのは、算出の仕方や解説自体が情報源によってちぐはぐなのも全く信憑性がない。

こういったものに人生の舵を任せるのは危険だし、本当に任せたいなら大金をはたいて徹底的に自分で学んだりプロに直接指導を受けるべきだと思う。
本で読むのは遊び程度にしておいたほうが無難だろう。

やりたいことをやる

占いやら運命というのは基本的には遊び程度に付き合うべきで、本気で人生を変えたい、大きな仕事を成し遂げたいなら結局、
『やりたいことをやる』
ということに尽きるんじゃないかと思う。
(何度も書いてきたように、やりたいことをやることが人生のすべてであり、それは命がけであり、責任も伴う。
詳しいことは別の記事参照。)

少し前、運命が予め決まっている、という考えに惹かれたが、今は「それがどうした」と思う。

この世は絶対他力、ということが根っこにあるが、最近は、
『(便宜上の)自力があって、その後に他力がある』
と思っている。

もちろん真の自力なんてないのだが、便宜上の自力はある。
というか普通に生きてると、自力しか無いようにさえ思える。

執着を手放すの話にしてもそうだが、自力でやりきった『後に』、他力がある。
あるというか、自力でやりきった後で、他力(ミラクルやシンクロニシティ)が『来る』という感じ。

つまり何が言いたいかと言うと、
「自分が本当にやりたいことなら、死に物狂いでやれ」
ということである。

自力が及ばないような奇跡的な出来事というのは、限界まで自力でやりきれば自ずと来る。

「自力なんてないから頑張りません」
というのはただの怠ける言い訳だ。

まぁそういう人は勝手にそうすればいいし、そもそも自分の人生に他人は一切どうでもいいので気にすることもない。

必要なものは叶えられるだけ

実家を出るという目標と、処女とセックスして童貞を捨てるという目標を達成したことを振り返ると、
『人間、本当に必要に迫ったら、物理的に不可能なこと以外は何でも叶えられる」
ということを思う。

『叶えられなかったことは、必要じゃなかった』
としか言いようがない。

だから運命とかは、あってもなくてもどうでもよく、ただ今自分がやりたいことを見つけ、叶えたい目標を設定し、愚直にリサーチしたり行動していくのみ。
めちゃくちゃシンプルだ。

結局その泥臭い作業を継続できるかどうかに、人生を変えられるかどうか、大きな仕事を成し遂げられるかどうかはかかっていると思う。

まとめ

というわけでここまで運命や数秘術や占いの本を3冊読んでみて俺は、それらはただの遊び程度のもの、だという見解になった。

一度きりの人生を本気で変えたい、本気で良いものにしたい、そのために本気で目標を叶えたい、そういう強い意志やモチベーションがある人間に、占いや運命学なんて何の役にも立たない。
逆に言うと、もし今自分が占いや数秘術にハマりかけているなら、それは、やりたいことがない、怠けたい、という合図かも知れない。
そういうバロメーターにはなるかもしれない。

そういえば、生まれてから今日までの日数で人生の流れを決めきる数秘術があり、それはキャロル・アドリエンヌの数秘術マスター・キットという本に書いてあるようだが、今となってはただの目標のない人間の怠ける言い訳や過去の最適化にしか見えない。
その本は図書館になかったし、わざわざ買って読みたいとも思わない。

(実はその日数占い(?)だけは本当に真実で、俺は貴重な機会を逃した、とかじゃないといいが、とか少し思ってしまったけど。)


秘法カバラ数秘術―古代ユダヤの秘占・運命解読法 前世・現世・使命・運 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)

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