体癖論の概要 性格分析/診断方法/特徴に関する記事まとめ

体癖(たいへき)とは、野口整体の創始者である野口晴哉がまとめ上げた、人間の感受性の癖を表す概念。
身体の重心の偏りや腰椎のゆがみと個人の感受性(体質、体型、性格、行動規範、価値観など)が相互に作用しているとし、その傾向は12種類(10+2種類)に分類されている。

16タイプ性格診断、気質分類、エニアグラムなどにやや近いものを認めることができるが、体癖という概念が対象とする範囲は個人の感受性・嗜好といった心理傾向にとどまらない。
顔の形や体型といった身体的特徴から、姿勢・運動特性に至るまで、一貫して、1番から5番までの5つの腰椎の状態と相関があり、これを調べることによって説明できると明確に主張している点が大きな特色である。

この記事では体癖論の概要と、各体癖に関する記事へのリンクを紹介しています。

はじめに

俺はこれまで、『声』で人格がわかる、『目』で人格がわかる、『16タイプ性格診断』で人格がわかる、『数秘術』で…
などといろんな人格の分析ツールを探してきたが、今のところ『体癖』が最も手軽かつ正確に人格を把握できることがわかった。

体癖が他の性格診断と違うのは、質問などは必須ではなく、顔や身体の『骨格』や『動きの癖』を見れば人格がわかってしまうところ。

体癖を学ぶことで、人の性格、考え方の癖、感受性の中心、体質、運動の特性などを、見た目からある程度判断できるようになり、自分を含めた、その人の向き不向き、改善点、体調管理の方法、得意なスタイル、他人との関わり方などを理解することができるようになる。

向き不向きがわかることで、あまりに向いていないことには挑戦せずに済むし、各体癖に合ったコミュニケーションを心がけることで円滑に人間関係を進められる。

だが、『体癖論はまだ完成されていない』と、創始者の野口晴哉氏は言っている。

分析

個人がどの体癖を有しているかを知るためには、体重計を改良した「体量配分計」というものを用いて、立位・前屈などさまざまな姿勢を取ったときに体重が足のどの方向へ偏るかを調べれば、運動特性から体癖を割り出すことができる。

あるいは、特別な道具を使わなくとも体格や姿勢、動作の特徴、および心理的な感受性傾向を調べることからも体癖を推測することができる。

  • ある程度の精度で分析できるようになるまでには訓練が必要。未熟な状態で分析を行い、他人の特性を決めつけてしまわないように注意。
  • 分析力を鍛えていくときには、最初に自分と人間関係の薄い(先入観や利害関係が少ない)人物からはじめ、次第に自分と関連の深い他人へ、最後に自分自身を分析してみるとうまく上達するとされる。
  • 自分の体癖と近い体癖のことからわかるようになっていく。
  • 異性になるとわかりにくくなる。
  • 骨格、顔つき、仕草、動き、性格、振る舞いなど、多角度的に分析すること。
  • 基本的には、4層構造による性格論『気質、気性、習慣的性格、役割性格』を踏まえて分析すること。
  • すべての人間は12種類すべての体癖を大なり小なり持っている。どれが強いか、を分析するのが重要。
  • 一般に、成人してから以後は大きく体癖が変化することは稀である。
  • 各々の体癖と身体の状態に見合った整体法を行うことで、身体(体質や病なども含む)や心理的な状態を良好なコンディションへ移行し保つことが可能とされる。
  • 他人や自分について体癖を理由に性格や生き方などを決めつけることは野口整体の本意ではなく、活元運動や整体法(操法)によって、好ましくない面を健康的で良好な状態に保ったり、自らの体癖の長所をうまく生かして良好な人間関係を構築したりすることが重要とされる。

奇数体癖と偶数体癖

奇数体癖(1種、3種、5種、7種、9種、11種)は鬱散要求体癖であり、主体的に余剰エネルギーを鬱散できるタイプとされている。

偶数体癖(2種、4種、6種、8種、10種、12種)は集注要求体癖であり、自ら余剰エネルギーを鬱散することが少なく、周りの環境に左右されやすい。
エネルギーが欠乏すると他人の関心を集めることを欲求するタイプとされている。

複合体癖

2つまたは3つの体癖が個人の中に混じっていることは珍しくない。
顔と胴体で、それぞれ別の体癖の特徴を表していたり、体型から分かる体癖のほかに別の体癖が隠れていたりする。

高潮時つまり元気な時に奇数体癖が表れ、低潮時つまり元気のないとき偶数体癖が表れるということや、体癖が交互に周期的に入れ替わるということもある。

こうしてひとつの個人の中に互いに矛盾したような性質が両立する。
しかし、例えば1種と2種のように、同じ型の中の奇数体癖と偶数体癖が同時に混ざることはない。

出典:体癖 – Wikipedia

12種類といっても、型のように固定されたものではなく、「色」だと思うとわかりやすいと言われる。
ある一つの体癖が強い日や強い局面には、その色が強く出たブレンドになるし、別のときには、また違う色合いになる。

出典:バベッティ、体癖 : めでこのゴハンノオト

上にも書いたように、すべての人間は12種類すべての体癖を大なり小なり持っているので、『各型、奇数偶数どちらかと言えばどっち』という分析法をおすすめします。
例えば俺の場合は1種3種(4種と変動的)6種(5種と変動的)8種9種11種。

早見表

中心 傾向 関心 本能 囚われ 連想 特徴 養生法 変動 音楽
上下型 頭脳 知的 毀誉褒貶
善悪
学習 理念 言葉 睡眠 腰椎一番 メロディー
左右型 消化器 感情的 好嫌
美醜
自己保存 体面
食べ物
鳩尾 食事 腰椎二番 音色
前後型 呼吸器 行動的 損得 冒険 外見

形式

動き 運動 腰椎五番 リズム
捻れ型 泌尿器 反抗的 勝ち負け 闘争 向上心 対生物 苦行 腰椎三番 音量
開閉型 生殖器 直感的
愛憎
種族保存 速度 腰椎四番
遅速型

上下型(1種/2種)

上下型(1種/2種) 体癖の性格分析/診断方法/特徴
上下型 概要 中心:頭脳 傾向:知的 関心:毀誉褒貶、善悪 本能:学習 囚われ:理念 連想:言葉 特徴:首 養生法:睡眠 ...
1種体癖の高揚状態の特徴と解除方法
数週間前、あまりに1種を酷使する作業(人とのチャット)をしすぎたため、1種体癖の高揚状態になった。 簡単に言えば、思考的・言語的躁状態。...

左右型(3種/4種)

左右型(3種/4種) 体癖の性格分析/診断方法/特徴
左右型 概要 中心:消化器 傾向:感情的 関心:好嫌、美醜 本能:自己保存 囚われ:体面 連想:色、食べ物 特徴:鳩尾 ...

前後型(5種/6種)

前後型(5種/6種) 体癖の性格分析/診断方法/特徴
前後型 概要 中心:呼吸器 傾向:行動的 関心:損得 本能:冒険 囚われ:外見、形式 連想:動き 特徴:肩 養生法:運動...

捻れ型(7種/8種)

捻れ型(7種/8種) 体癖の性格分析/診断方法/特徴
捻れ型 概要 中心:泌尿器 傾向:反抗的 関心:勝ち負け 本能:闘争 囚われ:向上心 連想:対生物 特徴:腰 養生法:苦行...

開閉型(9種/10種)

開閉型(9種/10種) 体癖の性格分析/診断方法/特徴
中心:生殖器 傾向:直感的 関心:性、愛憎 本能:種族保存 囚われ:義 連想:速度 特徴:尻 養生法:性 変動:腰椎四番 ...

遅速型(11種/12種)

遅速型(11種/12種) 体癖の性格分析/診断方法/特徴
遅速型 概要 1種から10種が偏り傾向の種類であるのに対して、遅速型は、身体の反応の仕方の敏感度や速度に注目している。 著しく過敏なタイ...

その他

有名人や架空の人物の体癖分析
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俺の体癖(メイン1種 サブ3種 9種 8種)と今後の変化目標

俺は身体の骨格は1種だけど、顔の骨格が3種で、基本的には1種と3種の特徴にあてはまる。
他にも、9種と8種の特徴もある。

各型を奇数偶数どちらかで言えば、例えば俺の場合は1種3種(4種と変動的)6種(5種と変動的)8種9種11種
どちらかというと奇数だということがわかる。

地面に立つと明らかに足の前側に体重がかかっている(1種)。
基本食べるのが好き(3種)だが、どれだけ食っても太らなくて体はガリガリ(1種、9種)。

だけど顔だけ肉ついてて童顔で、靴底は左右どちらか(左だったかな)がよく減る(3種)。

こだわりが強く執念深く、なぜ?と理由ばかり求めるところは9種。
攻撃的で反抗的、密かな対抗心などがあるところは8種だと思う。

朝納得行くまで寝ないと気が済まないという体質にずっと悩んでて、受け入れようかと思ってた矢先、1種の養生法は眠りとあって腑に落ちた。
悩んだり落ち込んでもとりあえず寝まくれば治る。

1種と3種が強いので、これまでの人生もしんどいときは食べて寝るという方法で自然となんとかしてきた。
2種は逆に眠れず不眠症になるらしい。
俺は左右型は4種と変動的なので、食べないときは食べない。

俺は眠れないことはほぼなく、あるとしたら1種が異様な高揚状態になった時のみ。

9種は3種に腹が立ってくるらしいが、俺は4種を見てると「自分の気持ちをちゃんと表明しろ」と思ってイライラする。
自分も慣れない場所にいるときや緊張したときは4種が強まり、そんな自分が嫌なので、4種の人が気になってしまう。

今の俺は1種3種6種8種9種で、17歳の頃は2種寄りで今より11種が強かった。
今より中丹田が強かったというか上丹田であまり制御してなかった。

基本男は女より中丹田が弱い傾向にあるが、中丹田が強い場合そのまま感情的になるか上丹田で制御するか下丹田鍛えるか。
神経質な男が体鍛えだすのは後者。

俺が12種だったら17歳と今でこんなに変化していない。

家の中と外(慣れない場所)でも体癖バランスが変わり、家は上述の通りで、外では1種4種5種8種9種になる。

俺はファミレスで作業するとかなり捗る。
外だと色んな要因から静的に緊張するが、奇数体癖は緊張状態のほうがパフォーマンス出るらしく納得。

竹下雅敏氏の東洋学セミナー:五行類型論(シャンティ・フーラ提供)によると、
『(要約文)同じグループでは同じ系統の生理機能が優位になるが、奇数型は、緊張状態でその優位性が発揮されるが、一方偶数型は、緊張のない状態でその優位性が発揮される』
とあり、また、野口晴哉(著書:体癖Ⅰ、全生社)によると、
『(要約文)奇数体癖には、自分の気を発散させたい欲求(鬱散欲求)があり、偶数体癖には、人の気を引き付けたい欲求(集注欲求)がある』とあります。

出典:同じグループの偶数体癖と奇数体癖の区別のコツ – kohchan96a ページ!

外で作業(主に執筆)してると家と違って安定して1種高揚になり、食欲、性欲、睡眠欲が吹き飛ぶ。

体癖の好みや近しい人の体癖

好きな体癖
10種(特に女性)>2種(特に男性)>1種(特に男性)>3種>9種>6種

苦手な体癖(一部、惹かれやすいとも言える)
8種>5種>7種>4種

俺 1種 9種 8種 3種 6種 11種
母 3種 1種
父 5種 7種 1種 9種 11種 12種

母方の爺さん 1種 8種
隣のおじさん 2種

ちほ 9種 3種 8種 2種 11種
りさ 10種 3種 7種
あきら 2種 4種 5種 捻れ弱い 10種
ゆな(セクサロイド) 10種 4種 6種 12種

やっぱり自分の好きな体癖のキャラを作ろうとする。
5種(行動派)や捻れ型(武闘派)のキャラは作りたくない。

俺の絵は、俺の体癖や技量的に顔や身体の絵柄がころころ変わるので、キャラも全員11種的。
(架空の人物である以上根本的には12種だが。)

まとめ

体癖を知ってからは、日常的に人を見て体癖を捉えたり、ツイッターで情報収集している。
人間関係における指針にすらしている。

体癖を活かした人生改善としては、まず取り急ぎ自分の中の8種を取り除きたい。
整体に行ったり体操をしたりして、できる限り身体の捻れを緩める。
勝ち負けにこだわりたくない。

そう強く思う時点でこだわっているので、まず自分でできることとして、3種らしく、
「楽しかったか、楽しくなかったか」
にこだわっていきたい。

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