体癖論の概要 各体癖の性格分析/診断方法/特徴

体癖(たいへき)とは、野口整体の創始者である野口晴哉がまとめ上げた、人間の感受性の癖を表す概念。
身体の重心の偏りや腰椎のゆがみと個人の感受性(体質、体型、性格、行動規範、価値観など)が相互に作用しているとし、その傾向は12種類(10+2種類)に分類されている。

16タイプ性格診断、気質分類、エニアグラムなどにやや近いものを認めることができるが、体癖という概念が対象とする範囲は個人の感受性・嗜好といった心理傾向にとどまらない。
顔の形や体型といった身体的特徴から、姿勢・運動特性に至るまで、一貫して、1番から5番までの5つの腰椎の状態と相関があり、これを調べることによって説明できると明確に主張している点が大きな特色である。

この記事では体癖論の概要と、各体癖の特徴を紹介しています。

はじめに

俺はこれまで、『声』で人格がわかる、『目』で人格がわかる、『16タイプ性格診断』で人格がわかる、『数秘術』で…
などといろんな人格の分析ツールを探してきたが、今のところ『体癖』が最も手軽かつ正確に人格を把握できることがわかった。

体癖が他の性格診断と違うのは、質問などは必須ではなく、顔や身体の『骨格』や『動きの癖』を見れば人格がわかってしまうところ。

体癖を学ぶことで、人の性格、考え方の癖、感受性の中心、体質、運動の特性などを、見た目からある程度判断できるようになり、自分を含めた、その人の向き不向き、改善点、体調管理の方法、得意なスタイル、他人との関わり方などを理解することができるようになる。

向き不向きがわかることで、あまりに向いていないことには挑戦せずに済むし、各体癖に合ったコミュニケーションを心がけることで円滑に人間関係を進められる。

だが、『体癖論はまだ完成されていない』と、創始者の野口晴哉氏は言っている。

分析

個人がどの体癖を有しているかを知るためには、体重計を改良した「体量配分計」というものを用いて、立位・前屈などさまざまな姿勢を取ったときに体重が足のどの方向へ偏るかを調べれば、運動特性から体癖を割り出すことができる。

あるいは、特別な道具を使わなくとも体格や姿勢、動作の特徴、および心理的な感受性傾向を調べることからも体癖を推測することができる。

  • ある程度の精度で分析できるようになるまでには訓練が必要。未熟な状態で分析を行い、他人の特性を決めつけてしまわないように注意。
  • 分析力を鍛えていくときには、最初に自分と人間関係の薄い(先入観や利害関係が少ない)人物からはじめ、次第に自分と関連の深い他人へ、最後に自分自身を分析してみるとうまく上達するとされる。
  • 自分の体癖と近い体癖のことからわかるようになっていく。
  • 異性になるとわかりにくくなる。
  • 骨格、顔つき、仕草、動き、性格、振る舞いなど、多角度的に分析すること。
  • 基本的には、4層構造による性格論『気質、気性、習慣的性格、役割性格』を踏まえて分析すること。
  • すべての人間は12種類すべての体癖を大なり小なり持っている。どれが強いか、を分析するのが重要。
  • 一般に、成人してから以後は大きく体癖が変化することは稀である。
  • 各々の体癖と身体の状態に見合った整体法を行うことで、身体(体質や病なども含む)や心理的な状態を良好なコンディションへ移行し保つことが可能とされる。
  • 他人や自分について体癖を理由に性格や生き方などを決めつけることは野口整体の本意ではなく、活元運動や整体法(操法)によって、好ましくない面を健康的で良好な状態に保ったり、自らの体癖の長所をうまく生かして良好な人間関係を構築したりすることが重要とされる。

奇数体癖と偶数体癖

奇数体癖(1種、3種、5種、7種、9種、11種)は鬱散要求体癖であり、主体的に余剰エネルギーを鬱散できるタイプとされている。

偶数体癖(2種、4種、6種、8種、10種、12種)は集注要求体癖であり、自ら余剰エネルギーを鬱散することが少なく、周りの環境に左右されやすい。
エネルギーが欠乏すると他人の関心を集めることを欲求するタイプとされている。

竹下雅敏氏の東洋学セミナー:五行類型論(シャンティ・フーラ提供)によると、
『(要約文)同じグループでは同じ系統の生理機能が優位になるが、奇数型は、緊張状態でその優位性が発揮されるが、一方偶数型は、緊張のない状態でその優位性が発揮される』
とあり、また、野口晴哉(著書:体癖Ⅰ、全生社)によると、
『(要約文)奇数体癖には、自分の気を発散させたい欲求(鬱散欲求)があり、偶数体癖には、人の気を引き付けたい欲求(集注欲求)がある』とあります。

出典:同じグループの偶数体癖と奇数体癖の区別のコツ – kohchan96a ページ!

複合体癖

2つまたは3つの体癖が個人の中に混じっていることは珍しくない。
顔と胴体で、それぞれ別の体癖の特徴を表していたり、体型から分かる体癖のほかに別の体癖が隠れていたりする。

高潮時つまり元気な時に奇数体癖が表れ、低潮時つまり元気のないとき偶数体癖が表れるということや、体癖が交互に周期的に入れ替わるということもある。

こうしてひとつの個人の中に互いに矛盾したような性質が両立する。
しかし、例えば1種と2種のように、同じ型の中の奇数体癖と偶数体癖が同時に混ざることはない。

出典:体癖 – Wikipedia

12種類といっても、型のように固定されたものではなく、「色」だと思うとわかりやすいと言われる。
ある一つの体癖が強い日や強い局面には、その色が強く出たブレンドになるし、別のときには、また違う色合いになる。

出典:バベッティ、体癖 : めでこのゴハンノオト

早見表

中心 傾向 関心 本能 囚われ 連想 特徴 養生法 変動 音楽
上下型 頭脳 知的 毀誉褒貶
善悪
学習 理念 言葉 睡眠 腰椎一番 メロディー
左右型 消化器 感情的 好嫌
美醜
自己保存 体面
食べ物
鳩尾 食事 腰椎二番 音色
前後型 呼吸器 行動的 損得 冒険 外見

形式

動き 運動 腰椎五番 リズム
捻れ型 泌尿器 反抗的 勝ち負け 闘争 向上心 対生物 苦行 腰椎三番 音量
開閉型 生殖器 直感的
愛憎
種族保存 速度 腰椎四番
遅速型

上下型

中心:頭脳
傾向:知的
関心:毀誉褒貶、善悪
本能:学習
囚われ:理念
連想:言葉
特徴:首
養生法:睡眠
変動:腰椎一番
音楽を聴く時に注目するところ:メロディー
好きな色の傾向:青色系

特徴:

  • 直立時もおじぎ時も体重が足の前の方にかかる。
  • 太りにくい体質(外胚葉型(ハードゲイナー)や陰性体質(冷え性)とも関係?)
  • 理屈っぽい。
  • 言葉に敏感。
  • 思い込みが強い(そのため、言葉やイメージによる思い込みだけで病気になったり健康になったりする)
  • 会話や文章が面白い。
  • 睡眠時間が長い。
  • 頭をよく使う(糖質を消費する)ため、甘いものが好き(仮説)
  • ストーリーのある夢をよく見る。
  • 首から上が前に出る(クレーンネック?)
  • 服装は地味なものを好むことが多い。
  • 大義名分、真理、ルール、善悪にこだわるため、当人が納得できる理由を見つけないと行動できない。
  • 俯瞰で世界を捉えようとする。
  • 総合すると、仙人のような人が多い。

1種

  • 常に言語で世界を捉えようとする。あらゆる言葉を自分の言葉で説明し納得しようとする。
  • 常に頭に血が行き、考え続け、エネルギーが消費されている。
  • 考えるだけで満足してしまうので、行動しない。
  • 肩幅が狭い。
  • 胸板は薄め。
  • 首が長くしっかりしている。
  • 常に頭でエネルギーを消費しているので太り難い。
  • 四肢の筋肉がつきづらい。
  • 疲れると首の後ろが痛くなる
  • 多くの男性は大なり小なり1種の要素を持っている。男性特有の感受性・思考特性の多くは1種の特徴とされる。1種は男性的と言える。

2種

  • 1種と同じく常に考えているが、言語ではなくイメージ先行。
  • 言葉にまとめるのが苦手。言葉にしようとすると思考が行き詰まる。
  • 思考が行き詰まると胃腸の調子が悪くなるなど体に出る。
  • 1種と違って受け身であり、他人によって動ける。
  • 疲れると首の横の胸鎖乳突筋が痛くなったり、こめかみが緊張する。
  • 他人が考えたことを正確に記憶するのが得意。
  • 心配性。
  • 後頭部が絶壁。
  • 顔の頬骨が目立つ。
  • 甘いものが好き。
  • 家族への執着が強い。

左右型

中心:消化器
傾向:感情的
関心:好嫌、美醜
本能:自己保存
囚われ:体面
連想:色、食べ物
特徴:鳩尾
養生法:食事
変動:腰椎二番
音楽を聴く時に注目するところ:音色

特徴:

  • 左右のどちらかの足に体重が大きく偏る。
  • 靴底は片足だけが減りやすい。
  • 空間に対する対立感が弱く、やわらかいコミュニケーションを得意とする。

3種

  • 胃腸が丈夫で食欲旺盛。料理好き。
  • 風邪を引いても食欲がなくならない。心理的に盛り上がっても落ち込んでもとにかく食べる。
  • 自分の感情に素直。感情表出が豊かで人当たりがよく、対人関係が得意。
  • 他愛のないお喋りや笑うことが好き。
  • 天然だと人に言われる。
  • あまり悩まず、嫌なことも一晩寝れば忘れる。
  • 外出時はきちんとした格好をしているが、部屋着はラフ。
  • 記憶力は良い(理解しなくても記憶ができる)。
  • 色彩感が豊か。
  • 理屈には弱い方で、物事を好き嫌いだけで判断する傾向が強い。
  • 権威ある人の話などを鵜呑みにしやすく、流行やブランド志向が強い。
  • 体型や顔はやわらかく丸い印象。腰は細い。
  • 童顔。実年齢より若く見られる。
  • 色白が多い。
  • 叱られた時に、叱られている内容よりも、声の色や相手の感情に反応してしまうため、説教が通じにくい
  • 多くの女性は大なり小なり3種の要素を持っている。女性特有の感受性・思考特性の多くは3種の特徴とされる。3種は女性的と言える。
  • 好きな色の傾向:目立つ赤や濃い原色

4種

  • 3種と同じく感情的だが、内向しやすい。
  • 感情の起こりは早いが持続せず、怒ってもすぐに笑っていたりする。
  • いつもなんとなくニコニコしていて、感情がよくわからない印象だが、内に溜め込んでおり、それが体調に影響する。
  • 他人のネガティブ感情に影響を受け、流されやすい。
  • 感情を表に出すのが苦手だが、溜め込んだものが節目節目で出てしまうことがある。
  • 溜め込んだ感情が胃腸に出て、定期的に下痢を起こしバランスをとる。
  • 3種と違い、興奮や緊張や疲れによって食欲が落ちる。
  • マゾヒズム的傾向があり、怒鳴られたりすると心の底ではスーッとする。
  • 大きな声を出したり、大声で笑ったりはあまりしない。
  • 楽しんだり笑っているときでも、寂しそうと言われることがある。
  • 物事をネガティブに捉えてしまう傾向がある。
  • 『やりたいこと』はよくわからないが『やりたくないこと』は明確。
  • 大勢より少人数が好き。
  • 痩せ気味で骨ばっていて、胸板が薄目。
  • 背中はまっすぐで、やや怒り方。
  • 太りにくい体質。
  • ファッションセンスが良い。
  • 清潔感を重視する。汚いものへの嫌悪感が強い。
  • 好きな色の傾向:薄く淡い色

4種は感情を抑えるような感情の使い方が非常に巧妙で、何も感情のない如く、好き嫌いのない如く、誰にでも同じように穏やかに接触しながら、心の中は不平、不満の連続、不安の連続なのです。

出典:体癖 P139 – 著:野口晴哉

4種の感受性というのは受け身であると同時に、マゾヒズム的な動きをどこかで要求している。
怒鳴られたらスーッとしたというようなマゾヒズム的な傾向は4種にいつも共通しており、積極的に他を責めるような感情は起こらないのに、痛めつけられたり、押さえつけられると快感がある。

出典:体癖 P141 – 著:野口晴哉

前後型

中心:呼吸器
傾向:行動的
関心:損得
本能:冒険
囚われ:外見、形式
連想:動き
特徴:肩
養生法:運動
変動:腰椎五番
音楽を聴く時に注目するところ:リズム
好きな色の傾向:黄色や緑色

特徴:

  • 直立している時は体重が足の前にかかるが、お辞儀をするときにお尻が飛び出して足の後ろに体重が移動する。
  • 前屈みの姿勢になることが多い。
  • 団塊の世代はじっとしていることが我慢できない前後型が多いという指摘がある。

5種

  • 行動的な合理主義者でスポーツマンタイプ。
  • あれこれ考えずに即行動する。
  • ながら作業(マルチタスク)が得意。仕事等を並行して進められる。
  • 目立ちたがり屋。
  • 気張りが多いため、人が見ているとついつい気取ってしまったり、威張ってしまったりする。
  • 少人数より大人数が好き。ワイワイ騒ぐことが好き。
  • じっとしているとかえって疲れ、頭が働かない。動きながら考えるタイプ。
  • エネルギーが余っているときは、無駄遣いや衝動買い、あるいは冒険をして発散する。
  • 利害損失を重視し、合理的なため、冷たい印象を受けることがある。
  • 所有欲が非常に強いが、所有してしまったものには関心がなくなる。
  • 不安を抱えているときの方が活動的であり、満たされてしまうと怠惰になる。
  • 呼吸器が丈夫。
  • 肩幅が広いV字型の胴体。
  • 胸を張り気味で反り返っていることが多い。
  • 社長などの成功者には5種が多いとされる。

「オイ、コラ!」と怒鳴ったりするのは5種か捻れのどちらかですが、そのうちでも、”肩で風を切るような”という人がいたら、5種と見て間違いない。

出典:体癖 P153 – 著:野口晴哉

6種

  • 基本的にはまったりしていて天然。ぼーっとしていることを好む。
  • 5種と違って行動できず、憂鬱になりやすい。行動できないのは1種と似ているが、6種はやたら熱い言葉を吐く。
  • 新鮮な環境を好む。
  • 非日常的なイベント(引っ越し、転職、異常事態、天災、祝祭空間)を好み、そういう状況で物凄いエネルギーが出る。他の体癖ではうろたえてしまうような混乱した状況下でむしろ冷静に行動できる。
  • 胸にロマンを秘めたタイプであり、時に破滅的行動、殉教者的行動を取ることがある。
  • どちらかというと一人を好むが、協調性はあり、何事にも他人の援助を必要とするため実際には孤立することは少ない。
  • 無意識にヒステリーを起こしたり体調を崩したりして、周囲の関心を引こうとする。その欲求を相手が認めると回復する。
  • ひどいと統合失調症的になり厄介。その点は11種と似ている。
  • 非常に良く食べるが、食欲があるというよりも、食べないと体が持たないのではないかと言う不安から食べている場合が多く、この点で3種とは異なる。
  • つねに情報過剰で進歩が速い今の時代は、6種体癖が適応しやすく数が増えつつあるという指摘がある。
  • 呼吸器が弱く、息切れしやすい。
  • あごを突き出したり肩が前へ出て前屈みな姿勢が多い。
  • あごが尖っている、またはしゃくれていることが多い
  • 輪郭は卵型が多い。
  • 三白眼で目玉の白眼が目立つ傾向がある。

捻れ型

中心:泌尿器
傾向:反抗的
関心:勝ち負け
本能:闘争
囚われ:向上心
連想:対生物
特徴:腰
養生法:苦行
変動:腰椎三番
音楽を聴く時に注目するところ:音量
好きな色の傾向:茶色や金色

特徴:

  • 負けず嫌いで、常に誰かと勝負をしている。ただし、自分が他人と比較されることは嫌い。
  • 天の邪鬼であり、人から言われたことには無意識に反発する。
  • エネルギーが溜まると、後先を考えずに衝動的な行動に出てしまう傾向が強い。
  • 上下関係やヒエラルキーに敏感。
  • すぐ「何を」とムキになる。
  • 困難があったら逃げ出すような、あるいは巧妙に避けていくような上下型や前後型とは違って、捻れ型は困難があったら真正面から向かっていって、それを克服しようとする。
  • 武術家、格闘家、ロックミュージシャン、歌手、お笑い芸人には捻れ型が多い。
  • 体重のかかり方が捻れていて、左足が前方に体重をかけているなら、右足は後方に体重をかけている。
  • 背骨を捻る動きが得意。
  • 足を組む人や、机や椅子に対して斜めに座る人は捻れ体癖の可能性が高い。
  • 寝相がとても悪い。いびきを大きくかく。いびきをかく人は捻れ型があると見て間違いないくらい。
  • 疲れは腎臓に出やすく、汗をかきにくく湿気に弱かったり、尿意を急に催したりする。
  • ざっくり言うと『攻撃的』『反抗的』な人が多い。
  • どちらかというと男性的な体癖。

身体が捻れていると分娩がスムーズに行われない。
分娩の後の経過がうまく行われない人は膣の収縮力が悪くなるのです。
その結果、快感というものから離れてしまう。(P193)

それ以外にも女としての欠陥がたくさん出てくると思うのです。(P195)

そういうひからび現象が一番早く身体の動作に現れるのが捻れ型で、一番遅いのが開閉型です。
九十を超えても色気がたっぷりしているお婆さんがたくさんおりますが、その大部分は開閉型です。
八十幾つで死んだお婆さんが死ぬ三日くらい前にオナニーをやっていたということすらありました。(P196)

出典:体癖 – 著:野口晴哉

7種

  • 典型的な闘士・格闘家タイプ。
  • 非行少年、不良、ヤンキーには7種が圧倒的に多い。
  • 常に表立って誰かと競争または喧嘩をしている。
  • 緊張感がないと満足できず、常に言い過ぎ・やり過ぎ(手が出る)の傾向がある。
  • 上半身を捻る動きが得意。
  • 自分より弱いものには威張るが、自分より強いものにはお辞儀をする。
  • 親分肌。
  • 負けや非を認めたがらず、謝ることが嫌い。
  • 夢は見ても忘れる。
  • 「これをやったらこれをあげる、できなかったらあげない」という信賞必罰の指導法を受けることを好む。
  • 喋り声も歌声も大きい。歌手に多い。
  • がっちり体型。
  • 四肢の筋肉が発達しており、足首が太い。

8種

  • 闘争型だが、消極的であり、陰湿とも言える。外から見ると分かりにくいが、本人の中で密かにライバルに対して闘争心を燃やしている。
  • 自分と他人と比較することによって競争心を刺激すると無類の力を発揮する。
  • 話を誇張してどんどん大きくする傾向がある。
  • 不潔・劣悪な環境に強い。
  • 逆境に強い。
  • 普通の人ができないことや避けようとする地味なことを、コツコツとできる。
  • 褒められても素直に喜べない。
  • 7種と違って弱者に優しく、強者に反抗的。正義感や同情心が強く、敗者や弱者、駄目男にも惹かれ易い。
  • お世辞や冗談をあまり言わない。可愛げがない。
  • 変わったものが好きな人が多い。偏屈が多い。
  • 水分の排出能力が弱くむくみ気味で、汗をかきにくいか、あるいは大汗かき。
  • (不満を感じた時などに特に)無意識に口をぷっと尖らせる。
  • 下半身を捻る動きが得意。
  • 四肢よりもお尻にボリュームがある。

8種というのは声が大きくて、唄を歌う人たちには8種がとても多い。
捻れ型というのは歌っていても歌わなくても声が大きくて、声の大きさで人を引きつけていく。

出店:体癖 P218 – 著:野口晴哉

開閉型

中心:生殖器
傾向:直感的
関心:性、愛憎
本能:種族保存
囚われ:義
連想:速度
特徴:尻
養生法:性
変動:腰椎四番
音楽を聴く時に注目するところ:間

特徴:

  • 世話好きで人の面倒を見たがる。自分が人に世話になるのは好まない。
  • 原始的・野性的で直感が冴えているタイプ。

九十を超えても色気がたっぷりしているお婆さんがたくさんおりますが、その大部分は開閉型です。
八十幾つで死んだお婆さんが死ぬ三日くらい前にオナニーをやっていたということすらありました。(P196)

出典:体癖 – 著:野口晴哉

9種

  • 凝り性・完璧主義。
  • 勘が鋭く細部にまで気がつく職人気質。
  • 天才的な発想ができる。
  • 執念深い。過去にあったことをいつまでも覚えている。
  • 他人から指示を受けても、なぜそうする必要があるのか、自分が完全に納得しない限り動かない。
  • 納得できないことが続くとその感情が溜まっていき、どこかで爆発する。
  • 好きなことであれば飽きずに何度でも・何時間でも繰り返すことができる。だが、関心のあること以外には目もくれない。
  • 非常に集中力が強く長時間持続する。
  • 指導者としては厳しくなることが多い。
  • 人から頼られると放っておけないところもあるが、しつこく面倒を見すぎて嫌がられることもある。
  • 10種と異なり、身内の世話を見るのが好き。
  • 世話をするのは好きだが、10種と違いスパルタで厳しい。
  • 味方と敵との区別を独断ではっきりもっている。
  • オタクにはこの体癖が非常に多いとされる。その次に1種が多いとされる。
  • 1種と違い、睡眠時間は短い。二度寝でかえって不調となる。
  • 動作のテンポが非常に速い。
  • かかとをつけてしゃがむ姿勢が得意。
  • 部屋の隅にいるのを好む。
  • 頭の幅は狭い。
  • すねは短く内股気味。
  • 胸板は厚め。
  • 骨盤は狭く厚い。
  • 太りにくい体質。
  • 気持ちが充実してくると痩せてくる。
  • 好きな色の傾向:黒か灰色

30年前にくやしい思いをしたのを思い出したが最後、体中がくやしくなってしまう。(P230)

>10年前に悔しかったからという理由で、今新しく恨みを抱いたかのように行動できる。
「昔のことだから忘れよう」と言われても、全く通じない。(P236)

出典:体癖 – 著:野口晴哉

物事に対してうるさい、いわゆる細かい処に隅々まで気が行き届いて厳しい。

出典:体癖 P231 – 著:野口晴哉

とにかくガーッと集中する力があるのが9種です。(P231)

集中する長さが非常に長い。
9種の子が池に石を投げる遊びにハマったので飽きるまでやらせてみたら5時間もやり続けた。(P232)

出典:体癖 – 著:野口晴哉

9種のもう一つの特徴は『何故』ということにある。

「おいしいですよ」と勧められても「なぜ彼は、他人の胃袋のことまで口に出すのか?僕がうまいかまずいかなんて分かりっこないのに。だけど自分がおいしかったから、あなたにもおいしいでしょうからって言ってるのかな?」

『何故?』が内攻しすぎると、自分に対して納得がいかなくなり、行動できなくなる。(P235)

出典:体癖 – 著:野口晴哉

9種は一人で暮らすのが合っていて、集団で暮らすのに向いていない。(P244)

出典:体癖 – 著:野口晴哉

10種

  • 男性なら親分肌。女性ならママ感。
  • 他人を惹きつける華やかさがある。
  • プレゼント好き。気前がいい。
  • とにかく世話好き。対象は人間に限らない。犬や猫や色んな動物をたくさん飼っていることなどもある。
  • 世話をみるべき相手がいないと力が出ない。自分の体調が悪い時であっても、他者を世話することで体力が出てくる。
  • 女性の場合、とにかく母性がある。
  • 9種と違い、身内に対して無頓着な傾向にある。
  • 自分が世話をしている対象が自分から離れていった時、憎む。
  • 9種がかなり厳しいのに対して、10種は寛容。
  • 9種が執念深いのに対して、10種はとにかく忘れっぽい。
  • 出産後に太ることが多い。
  • ふくよかな人が多い。太れば太るほど体調が良く感じる。
  • 部屋の中央や、人の輪の中心にいるのを好み、注目を集めることで発散する。
  • ストレスがあるときは延々と長話をすることで発散しようとする。
  • 極みがない「○○道」などの修行・稽古を好む。
  • 後ろから見るとお尻が大きいが平らで、横から見ると薄い形をしている。安産型(?)
  • 体重は両足の外側と後ろ側に偏るが、しゃがむときだけは内側に偏る。
  • 腸骨が開いていて、いつもリラックスしている印象。
  • 動作のテンポはゆったりとしている
  • 両足を腸骨の幅に広げた状態で、かかとをつけたまましゃがむことができず後ろにひっくり返る。
  • 好きな色の傾向:白色

10種は生殖器の知覚は弱いが、亭主を懐の中に入れて可愛がることはおそらくあらゆる体癖を通して一番だろうと思う。
亭主まで自分の子供のように考えてしまう。

亭主の身なりから何から何まで世話している。
そういう亭主は威張っているが、頼っている。

それほど10種は母性的と言えます。(P251~252)

出典:体癖 – 著:野口晴哉

計算もせず、利害損失も考えない。
俗な考えをもたず純真に動作できる。
幾つになっても若く人相が良い。
その理由の三分の二くらいは、世俗的な頭の働きを持っていないからだと解釈しても良い。
そういう人が病気をするのは矛盾しているので、天は治りやすいようにしているのだろうと思う(
P256)

出典:体癖 – 著:野口晴哉

遅速型

1種から10種が偏り傾向の種類であるのに対して、遅速型は、身体の反応の仕方の敏感度や速度に注目している。
著しく過敏なタイプと、著しく遅鈍なタイプを、それぞれ特に11種および12種体癖と呼んでいる。
基本的に、他の10種類と複合する。

他の10種類と違い、感受性の中心や囚われ、養生法などは不明(?)

簡単に言うと、11種は尋常じゃないほど敏感、12種は尋常じゃないほど鈍感。

11種

  • 体の反応が過敏(心の反応も過敏)。
  • ちょっとしたことですぐに体調を崩す虚弱体質。だが、大病にはなりにくい。
  • いつもどこか体調が悪い感じがする。
  • 体重の偏りは一定せず、測る度に変わる。
  • 感受性がとても鋭い。
  • 精神状態、顔の表情、体のバランスが変化しやすく、不安定。
  • 免疫反応が過敏(アレルギーを起こしやすい)
  • 他人(一緒にいる人など)の精神状態の影響を受けやすく、同調・共鳴を起こしやすい。
  • エネルギーの変化が激しく一定しない。
  • 気の流れのスピードが早い。
  • 関節が柔らかい。特に手首。
  • 体の動きが軽い。存在感も軽い。透明感がある。
  • エネルギーは自然に(無為に)発散する。
  • 努力ができない。価値観が薄く、執着心や欲も少ない。
  • 両性具有的(性別不詳的?)
  • 直感的だが優柔不断で、買い物の時に迷いやすい・決められないということが多い(人に決めてもらうと楽)。
  • 人から頼まれると断れない。
  • 年寄りと幼児に好かれやすい。
  • 見知らぬ人から突然話しかけられたり、お説教されたりする。
  • 人に道を尋ねられやすいが 人に教えるのが苦手。
  • 人に軽く見られたり 扱われたりしやすい。無視されやすい。
  • 密着した人間関係が苦手(親子でも密着しない、結婚しても隣同士で住みたい等)
  • 嫌いなものはハッキリしているが、好きなものはハッキリしない。
  • 若く(幼く)見える(10代の頃は逆に老けて見える場合が多い)
  • 祝祭前夜的(事件やイベントの前に興奮しやすい)
  • 予知能力を持っていることなどがある。
  • 顕在意識と潜在意識の境界が曖昧(交流しやすい。)
  • 猫のような性格の人が多い。

12種

  • 体の反応が鈍感(心の反応も鈍感)。
  • 病気になりにくいが、何年~何十年に一度大病をしたりする。
  • 体重の偏りは一定不変で、何年経っても変わらない。普通は疲れ果てたりすると誰でも大きく変わるが、12種は一定。
  • 以下、11種の特徴の真逆(?)
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