体癖論の進化の可能性 良い姿勢と悪い姿勢 各体癖の拡大や強化 等

これまで色々な性格分析を調べてきたが、今のところ、体癖の12種の組み合わせで、あらゆる人間の人格・骨格・仕草・言い回し等をカテゴライズできそうだと思っている。

そしてなにより、体癖論は進化する可能性を秘めている。
体癖の創始者である野口晴哉氏も、体癖はまだ未完成であり、完成には200~300年かかると言っていたようだ。

このブログにある体癖の記事に仮説が多く含まれているのも、体癖の進化の可能性を意識してのこと。

この記事では、体癖について思ったことや気付きを紹介します。

体癖の有用さと危険性

最近は完全に体癖で人間を捉えている。
100%万能ではないことはわかっているが、目次記事にも書いたように、他の性格診断よりはるかに有用で面白い。
長々と質問に答えるタイプの性格分析もいいが、体癖は慣れれば直感的かつ正確で、改善方法も精神論じゃなく具体的なところがいい。

本質的に人が怖い故に、色んな性格分析で人間を掌握しようとしてきたが、体癖を学んで、いい意味で、
「結局人それぞれ身体が違い、つまり感受性が違うから、完全にわかりあうことはできない。だから他人を尊重しよう」
という気持ちが芽生え、凄く楽になった。

体癖による違いを積極的に受け容れよう、家族であっても反応が強すぎてどうにもならないことがあると繰り返し言ってきたのは、性格以前の身体同士の反応とはそれだけ強力なものだからです。
体癖は、自分でこうしよう、あるいはこうしないようにしようと考える以前にそうなってしまう無意識の傾向です。

出典:身体にきく「体癖」を活かす整体法 – 著:片山洋次郎

世の中いろんな体操やストレッチやスポーツがあるが、体癖を踏まえてどれやるか決めないと、例えば、やればやるほど体が捻れていくようなタイプのものをやると、勝ち負けや嫉妬に囚われがちになる。
左右に偏っていくことをやっていると感情的になったり食べ過ぎまたは拒食になったりする。
そういうことを踏まえて、取り組む運動を選べるようになったのも、危険が少なくていい。

日常の些細なことでいうと、例えば体癖踏まえた上でお笑いを見てると、体癖ごとの特性が色々わかって面白い。

自分の弱点を不特定多数に晒せるようになったのも大きい。
例えば、ある部分で9種のこだわりと強迫があるから困るな、とか、カテゴライズして言えることで楽になる。

これは最終的に8種を弱めるのにも使える気がする。

ただ、体癖を信じすぎて取り込みすぎると、今後、声だけじゃなくあらゆる内容の記事で
「今日は3種が強いので適当になりましたが」
などと言って体癖のこといちいち混ぜ出して、そういう記述がある記事が大量に溜まった後で体癖パラダイムぶっ壊す概念が現れたとき、リライト作業が地獄になる(この懸念はまさに1種っぽい)。

最近は、人があまりにも典型的な何種的傾向を見せた時に「○種ですね」とか言いそうになるが、体癖カテゴライズフォビアの人はかなり多そうなので言わないようにしている。

まぁ、体癖や声の分析してる人を見て、何も感じないならそのままでいいが、
「自分も分析されてしまう!」
というような恐怖の反応をする人は、そのまま気づかないように無視・抑圧し続けるより、ちゃんと学んでみて、自分のことを徹底的に分析しつくしたほうが最終的に開放されるのでは思う。

自分の体癖の傾向を異常なほど自己解説するのも神経症的なので注意したい。

あと幸い、某発声訓練や某自己啓発と違って用語がすべて日本語なので普遍的で、総本山的なものもあまり機能していないから共同体への帰属感も薄い。
とある共同体は、体癖を別の横文字に言い換え、各型や種も独自の名称に改変してくれているので、その共同体にも属さずに済む。

良い姿勢と悪い姿勢

発声筋群を踏まえると『悪い声』というのがほぼないように、体癖を踏まえると『悪い姿勢』っていうのもほぼないのかもしれない、ということを思った。
強いて言うなら『極端な偏り』と『固着』は危険。

声は、何か一つの声を変えるだけで全体のバランスが変わるけど、体も同じ。
例えば手の親指を曲げると肩にもろに影響あって、それが背中に波及して、最終的に足首などの遠いところにまで影響があるらしくて面白いので探求したい。
というか坐骨神経痛治したい。

というか全体と細部は常に相互作用なので、声、体、精神に限らず宇宙すべて、細部変えたら必ず全体変わる

俺は体の骨格が1種なので、椅子に座るとすぐ首を一番右みたいにしたくなる。

一番右は、ストレートネックというネガティブな名称で呼ばれているが、1種の発動はそんなに妨げないはず。
でも見た目が悪く、常にそんな状態になったら嫌だから一番左みたいにするのだが、顔の骨格は3種で肉付いてるから二重あごになる。

なので、外で座る時は真ん中くらいにしてるけど、それだと、持病の坐骨神経痛は悪化する傾向にある。
座った際に一番右にすると、体重の負担が首に行くようで、次いで背中の負担が減り、そしてお尻の負担も減るから坐骨神経痛はましになる傾向にあるようだ。
見た目云々より坐骨神経痛が悪化するほうがいやなので、家では結構な時間一番右でも良い気がしてきた。

言いたいのは、ストレートネックのような『悪い姿勢』も、例えば坐骨神経痛の負担は減るのかなと。
もちろんやりすぎると今度は首に問題が出るだろう。

加えて、体癖を踏まえると『スタンディングデスクとバランスボードという作業環境』は危ないかもしれない。

スタンディングデスク+バランスボードで作業効率は上がるのか 健康への効果など レビューと感想
パソコンの前での生活がとにかく長い人生なので、作業環境には拘ってきた。 去年夏から地べたに座って作業していたのだが、20歳前後からの持...

座ったほうが前後型が優位になるらしいし、立っていると身体が上に伸び上がって1種強まりすぎて、タイピング作業という行動すらしにくくなる可能性がある。

しかもバランスボードだから、左右に揺れたり腰捻ったりしていろんな体癖が代わる代わる出すぎて作業に集中できないかもしれない。
(バランスボードとスタンディングデスクの記事では、作業が捗ると絶賛してたけど正直盛ってた部分がある。
坐骨神経痛は実際めちゃくちゃましになる。)

DAIGOさんみたいにバランスボードじゃなくステッパーのが良い点はそこかもしれない。
歩くと前後が強まるなら、タイピング作業などの行動も捗るはず?

まぁ、『この姿勢だと○種が強く出る』さえもプラシーボの可能性がもしかしたらあるかもしれない。
体癖の奴隷になることの危険性はたまに意識しときたい(ましてや上下型なので思い込みが強い。)

骨と筋肉の正しい情報

ここらへんを完全に理解するために、発声筋群を勉強したときと同じように、身体の骨と筋肉もかなり本格的に勉強したいと思っている。
臓器の治療や情報は西洋医学に頼っている人がほとんどだが(食に関して言い出すときりがないので割愛)、骨や筋肉の疾患やトレーニングに関する情報は錯綜している。
怪しい情報やら不確定な情報が飛び交っていて、しかも施術はどれも高額で、実際どうやって治していいかは、正しい情報にたどり着けるかどうかにかかっている。
この部分も、声とかなり似ている。

現時点でわかるのは、坐骨神経痛を治すためにブロック注射や投薬をするのは正しいと思えない。
東洋医学も、間違った状態で偏りすぎると大変なことになるし、なんとか正しい情報にたどり着きたい。

あと俺が正しい情報に執着するのは、
「こんな感じ悪いやつが正しいことをいっているはずがない」
と思わせたいからというのが強烈にある。
なので探求や情報発信には8種も要ると思うので、8種は苦手だがあってよかったとも思う。

体癖は、声における『アンザッツ』の骨格・人格・感情バージョンみたいなものと言えるんじゃないだろうか。
声を、声帯の筋肉から医学書みたいに超厳密に説明しているサイトがあるが、そういうのはあまりに厳密すぎて仮に正しいことを書いていても、ほとんどの人がとっつきにくい。
そこでアンザッツを用いればわかりやすく、多くの人がとっつきやすいのと同じで、人格や感情についても、脳科学から学ぼうとするとあまりに難しいが、体癖論なら多くの人がとっつきやすい。
やはり体癖とアンザッツは似ている。

声の場合はアンザッツだけじゃなく伸展・開大・閉鎖・収縮等の表現や筋肉名も用いるように、体癖の場合も前頭前野とか扁桃体とか大脳辺縁系とか、脳の部位も用いたほうが考えが深まるだろうし、たぶん必須だ。

さらに、腰椎とか頚椎とかあらゆる体の部位との関連性も知る必要がある。
とりあえず、脳の部位より体の部位の勉強が先だ。

体癖は精神論じゃなく、実際に体(骨)にアプローチすれば人格も変わっていくというのが頼もしい。

具体的な体操や施術は一人じゃ厳しいので、やはり人に施術してもらうのがいいはず。
だが、野口系の整体師なら誰でもいいってわけじゃないので、正しい情報にたどり着くのと同じように、正しい施術ができる人と知り合いたい。

各体癖の要求を満たす

生活の中で、自分の中にある各体癖が求める事を積極的に満たせると生命力が出てくる気がする。

俺の場合は、
1種は思索、計画
3種はおしゃべり、食事
8種は誰かに優越
9種は興味あるものを探求、性行為(?)

上記の体癖を持っている限り、上記の要求が色んなタイミングで出てくると思うが、それを抑制せずに、ちゃんと満たす。
すると気持ちよく、活き活きしてくる。
あらゆる向き不向きも含め、親は子供の体癖を理解してあげるべきだ。
その点で、体癖はもっと普及すべきだと強く思う。

7種の場合は闘争だったり、開閉の場合はセックスだったりするので、そういった法律に触れそうなものはうまくコントロールしないといけない。
うまいコントロール方法をわかるためにも、どういう体操をすれば実際に暴れたりしなくても発散できるかを学びたい。

体癖の拡大や強化

体癖はあくまで、個人個人身体が違い、感受性が違い、特性が違うから、それを受け入れて、人間関係を円滑に進めよう、というところに気づくのが大きな目的だ。
だが、それだけにとどまらず、体癖は拡大でき、強化できるものとして捉えると面白いのではないかと思う。

足りない部分は足し、強みはさらに強め、やったことないことにも挑戦してみる。

それが、

体癖を”Expand”する。
体癖を”Strengthen”する。

ということではないか。

体癖が自由になれば、色々な人を体で理解でき、不愉快な『硬直』も起こりづらくなるだろう。

(※硬直とは『(自他問わず)他の体癖への急な変化に対する無意識かつ反射的な体の反応』のこと。
例えば、普段おとなしい人(2種的)がいきなりハイテンション(3種的)になったときなど。
一般的な言い方でいうと『引く』という感じ。
自分に対してもそれが働くので別の体癖を出すブロックにもなる。)

普通は各体癖が混合しててそれぞれを抑圧しあったりしてるから、体癖を強化したり拡大したりするには『分離』が重要になる。
声と同じで、まず分離しないと強化の効率が悪い。

自分に何種があるかを把握したり、活元運動をするのはもちろん、何種を思いっきり発揮できる時間を作ったりするのも、分離につながるのではないだろうか。
上記の、各体癖の要求を満たすことももちろん、分離や強化につながるだろう。

表情筋と、精神状態や発言内容や声色の分離は難しい。
例えば、満面の笑みで激怒できる人はほぼいないだろうし、不満そうに口を尖らせ(8種体癖の特徴)ながら、屈託ない褒め言葉を言うのも難しい。
以下の動画のように、練習すれば分離できるようだが。

なんにしても、表情筋の癖を変えれば精神(人格)や発言内容や声色も変わっていく。
顔の筋肉も、背骨とまではいかなくても、身体の一部なので。
しかもすべてはフラクタルだから、表情を変えることで徐々に背骨も変わっていくだろう。

あと、各体癖のなりきり掲示板でも作れば、文字だけではあるが各体癖の特徴がわかってくるのではないか。

こんばんは 投稿者:1種の男

真面目な話をしたい方募集 投稿者:1種の男

真面目な話ができる人募集 投稿者:1種と8種の男

俺の真面目な話についてこれる人募集 投稿者:8種と9種と1種の男

または実際にあって自分のなりたい体癖、足りない体癖、理解したい体癖の、動きなどを演じてやりとりしてみるのも良いのではないか。
体癖のマッチングアプリなんかも良いのではないか。

俺も、本当に体癖を拡大していくなら、こうやって記事を書いたりして1種を使い続けるのではなく、5種を強めて、外での行動をするほうがいい。

好きなものを極めている人や、挑戦し続けるというのは、体癖を拡大・強化している人なのかもしれない。

情報発信について

最近は声に関しても体癖に関しても、我ながら有益な情報を発信できているのではないかと思っている。

例えばツイートだが、いいねやリプはしないけど、非公開リストに入れたりたまにホーム画面見に来たりして、必要としてる人は一定数いるはずとずっと思っている。
直接関わったらがっついてきそうでだるいけど情報は見ときたいというような。

それでその中から、ほんとに近い距離感で関わるべき人間がたまに浮かび上がってくる。
そう思えることだけが情報発信の圧倒的モチベになっている。

そして、俺が声や体癖でわかった情報は無料で公開し続けたい。
だからnoteとかは始めない。

『空気はタダだし、水や道路もタダみたいなもの、名著は図書館で無料だ、つまり本当に良いものは無料』
という旨のツイートに感銘を受けた。

基本まとまりのある話題はスレッドツイートしている。
そうしないと、用語で検索した人が一連のツイートにたどり着けなくなる。

そしてあとで必ず記事にもする。

俺の発信する情報に共鳴する人間や近い距離で情報交換できる人間(すでにいるけど)を相変わらず探している。

まとめ

絵とかでも、反骨心がある人や勝ち負けを重視してそうな人は足組んだポーズ(捻れ型)で表現されることが多いし、ママキャラはお尻でかい(10種)事が多いし、仙人は色白でひょろい(上下型)し、みんな無意識に骨格や動作と人格の結びつきをわかっている。
それを詳しく、かつとっつきやすくしたのが体癖論だ。

体癖論は、入りはとっつきやすいが、本格的に学ぼうとすると脳や神経や人体の勉強まで必要になり、とても奥深い。
深く探求する価値がある。

目次記事

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