童貞という呼び方が気持ち悪い

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俺は童貞だが、”童貞”という言葉の響きが気持ち悪くて不愉快で仕方がない。

ドーテー、という感じで、”ど”という音が伸ばし棒で間延びして、重苦しい響きに感じる。

その響きのせいか、”童貞”という言葉からは、若い男性のイメージよりも、太った中年の男のイメージがまず浮かんでくる。

漫画ルポ 中年童貞 (リイドカフェコミックス)

童貞の定義

高校の時に俺は童貞に関する本を何冊か読んでいた。

中年童貞、童貞として宮沢賢治、日本の童貞、の3冊だったと思う。

童貞とはあまり関係なかった気がするが、岸田秀氏の性的唯幻論序説も読んだ。

それらの本にはまず童貞の定義が書かれてあり、古い時代では、オナニーをしただけで非童貞、仮に動物が相手でも、膣にちんこを入れた時点で非童貞、など、どの段階で非童貞とするかは、現代と違っている場合が多かったようだ。

段階にはもっと色々あった気がするが、現代ではとりあえず、人間の女性の膣に人間の男性が陰茎を挿入した時点で非童貞、という感じなんじゃないだろうか。

射精したか否かで意見が別れる場合もあるようで、その違いも本に詳しく載っていたが、ややこしいので、射精しなくても非童貞ということにする。

そこらへんは恐らく個人の見解によって童貞か非童貞か決まると思うので、その都度考えればいいと思う。

童貞の呼び方

定義の部分が長くなったが、どの定義にしても俺は童貞だが、童貞であることも気に入らないが、まずその言葉の響きが気に入らない。

冒頭に書いたように、重苦しく、おっさんのイメージが浮かび上がり、可愛さを全く感じない。

童貞の呼び方は、童貞、DT、チェリー、チェリーボーイ、ヴァージン、純潔、魔法使い(30歳以上の童貞)、素人童貞(「プロ」の女性以外との性経験がない童貞)

など色々ある。

昔から2chに、「「童貞」を一番かっこよく言えた奴が優勝」というようなスレが立つが、ああいうのは除外する。

そもそも英語のVirginは、処女のことも童貞のことも指すようだ。

逆にCherryは、英語では処女のことを指すらしい。

童貞の場合はそれにBoyがついてCherry boyということらしい。

会話の中でどの呼び方を使うか

あくまで、童貞という存在が人との会話の中で出てきた時、どの呼び方を使うか、ということが大事だと思う。

上記の中だと、まず”童貞”は気持ち悪いのでなしとして、ましなのだと、DT、チェリー、純潔あたりだろうか。

「「童貞」を一番かっこよく言えた奴が優勝」というようなスレに出てくるのは、長いのが多くて使いづらいので当然除外する。

DTかチェリーか純潔

まとめると、”童貞”を、かっこよく言いたい人は”DT”、可愛く言いたい人は”チェリー(ボーイが付くと音の響き的に可愛くない)”、気高く(?)言いたい人は”純潔”、この3つじゃないだろうか。

俺は大体、人に自分が童貞であることを名乗るときは”DT”を使っていたが、その時の気分で違和感を覚えることもあるので、”チェリー”と”純潔”も臨機応変に使っていこうと思う。

特に”純潔”に関しては、他の呼び方と違いふざけた感じやバカにした感じがなく、真摯な感じがして好きだ。

自分が名乗るときは何でもいいとしても、人に童貞かどうか聞く時なんかは、”純潔”という呼び方が一番良いんじゃないかと思う。

漫画ルポ 中年童貞に関して

ところで、上にも書いたように、高校生の頃、中年童貞という本を読んだのだが、それと関係あるのかわからないが、『漫画ルポ 中年童貞』という漫画が最近出てきた。

無料試し読みがあったので少し読んでみたが、あまりの”露悪”っぷりに驚いた。

俺もあの漫画とかなり似た画風の露悪的な絵を描いているから何とも言えないが、あそこまで中年の童貞の人を貶め、醜さや滑稽さを過剰にデフォルメした漫画を描くのには、どういう目的があるのだろうか。

童貞に特別な憎しみがあるのか、それとも、バカにして優越感を得るのにちょうどいい存在だから、細かくインタビューなどをして、滑稽さを詳しく知りたいのだろうか。

どちらにしても、俺のような、中年童貞になりそうな人間からすると、不快とも恐ろしいとも不思議ともつかない、なんとも言えない気持ちになる。

スピッツのチェリー

俺は中学の時からスピッツのファンで、全アルバムを持っていて、新譜も必ず発売日に買うようにしている。

大体どのバンドのファンも、そのバンドの売れた曲、世間で知られすぎている曲、というのは聞き飽きていて、あまり好きじゃない、という人が多い気がするが、俺はスピッツのチェリーに関しては今でもかなり好きだ。

検索してもあまり出てこないが、あの曲は明らかに童貞のことを歌った曲だと思う。

スピッツは静岡県藤枝市青島というところ出身で、そこにある『チェリー』というラブホに続く道が、曲がりくねっていて、というような話も調べると出てきたが、やはり、『”愛してる”の響きだけで 強くなれる気がしたよ』という部分の純粋さを見るに、童貞の曲という印象が俺の中では強い。

自分が童貞だということもあってかなり好きな曲だ。

処女について

女性の”処女”は、”処女”の時点で十分可愛げのある響きなので羨ましい。

処女は一度も侵入を許していない城だから頼もしく(価値が高く)、童貞は一度も侵入に成功しない兵士だから頼りない(価値が低い)、というコピペがあるように、童貞はそもそもダサいものなので、言葉の響きが気持ち悪くなるのも仕方がないのだろうか。

(上に書き忘れたが、昔は性交経験のない女性のことも”童貞”と呼んでいたこともあったらしい。)

偏見かもしれないが、処女もさすがに40歳を超えると価値が高いとは言えなくなってくる気はする。

そういえば、『中年童貞』を始めとする、童貞に関する、主にバカにしたような書籍や漫画は多くあるのに、『中年処女』のような、処女に関する、バカにしたような書籍が全く無いのはなぜなのだろうか。

子供のちんこの洗い方についてはオープンだが、まんこの洗い方については口を閉ざすママ連中のように、やはり女性のタブーということなのだろうか。

それとも、まだ滑稽でシャレになる中年童貞に比べて、中年処女はシャレにならなすぎて表現できないのだろうか。

さいごに

長くなってしまったが、大体そんな感じです。

会話の中での呼び方は上記の3つのどれかで良いと思うが、結局、文中では”童貞”と表記せざるを得なかった。

書き忘れたが、素人童貞に関しては、素人DTくらいにしか言い換えられない。

そして非童貞に関しては、非童貞の時点で呼び方には拘らないと思うので、そのまま非童貞と呼ぶか、もしくは非DTという呼び方でいいんじゃないだろうか。

そもそも、呼び方一つにここまで拘るのは、自分が童貞であることへの執着と憎悪の結果だと思う。

まぁそんな感じです。

こんなところでどうでしょうか。

追記

“未経験”が一番いい気がしてきました。

漫画ルポ 中年童貞 (リイドカフェコミックス)

中年童貞 (扶桑社新書)

日本の童貞 (文春新書)

童貞としての宮沢賢治 (ちくま新書)

性的唯幻論序説 (文春新書)

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